資金調達データ
- 配信日2025年4月10日 10時00分
ニュースの概要
株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)は、2025年4月10日に「キャリアオーナーシップ経営AWARD 2025」で2年連続の優秀賞を受賞したことを発表しました。このアワードは、企業がキャリアオーナーシップ経営を推進する取り組みを評価するもので、審査委員長には一橋大学の伊藤邦雄教授が就いています。オリコは、「会社と社員が互いに成長できるWin-Winな関係」を目指し、社員の自律的なキャリア形成を支援しています。受賞の背景には、経営層の強いコミットメントと、社員の理解を得るための多様な施策があり、実際に社員エンゲージメントの向上を数値で示すことができました。今後もこの取り組みを更に深化させ、組織と個人の成長を促進していく方針です。
参考にすべきポイント
オリコの受賞発表から得られる重要なポイントは、キャリアオーナーシップの推進が経営においてどのように機能するかということです。まず、企業が社員の自律的キャリア形成を支援することが、エンゲージメントの向上に繋がることが示されています。特に、以下の点に注目が必要です。
- 経営層のコミットメント: 経営層がキャリアオーナーシップを実践することに対して強い意志を持つことが、組織全体の理解と行動に影響を与えます。
- 多面的な取り組み: オリコが実施しているさまざまな施策(ジョブポスティング、社外就業体験プログラム、女性管理職の異業種交流会など)は、社員のキャリア意識を高めるために有用です。これらの取り組みは、社員の成長だけでなく、企業全体の生産性向上にも寄与します。
- 数値の改善: 社員エンゲージメントサーベイの数値が改善されることで、施策の効果を具体的に測定することができます。これは、改善がどの程度実現されているかを示し、経営へのフィードバックとして重要です。
これらのポイントは、企業が人材戦略を考えるうえでの貴重な示唆を提供してくれます。
活用する方法
法人経営者や経理・会計・総務・財務担当者は、オリコの事例から以下の方法を活用することができます。
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経営層の意識を高める: 経営陣がキャリアオーナーシップの重要性を認識し、これを企業文化として植え付けることが重要です。全社員に共有するビジョンを策定し、その実現に向けた具体的な行動を設定しましょう。
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施策の多様化: 社員の様々なニーズに応えるため、職務間のポスティングや外部の活動を促進するプログラムを導入します。特に、特定のチームや部署のニーズに合わせたカスタマイズ施策を考えることが、社員のモチベーションを高める効果があります。
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データを活用した評価: エンゲージメントサーベイやパフォーマンスデータを定期的に集計・分析し、それを元に施策の見直しを行います。単に数値を取得するのではなく、その意味を社員とともに検討し、改善策を講じるプロセスを重視します。
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社員とのコミュニケーション強化: 施策を打つ際には、社員との対話を欠かさないことが大切です。フィードバックを受け入れることで、施策の効果を最大限に引き出すことができます。また、社員が主体的に参加できるような場を設けることも重要です。
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リーダーシップ開発: 特に管理職には、部下のキャリア形成を支援するためのスキルを身につけてもらう必要があります。トレーニングプログラムを導入し、各リーダーに対してキャリアオーナーシップを促進するためのリーダーシップを求める環境を作ります。
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業界全体との連携: 他企業や業界団体との連携を強化し、キャリアオーナーシップに関する新たな知見を得ることも重要です。特に異業種交流を通じて、様々な視点を取り入れることで、独自の施策を形成する機会となります。
オリコの事例は、社員エンゲージメントを高めるために企業がどのように取り組むべきかを示す具体的な指針を提供しています。法人経営者は、これらの要素を取り入れ、自社に合った形で施策を展開することが、持続的な成長に繋がるでしょう。
オリコ、「キャリアオーナーシップ経営AWARD2025」2年連続で優秀賞を受賞オリコ2025年4月10日 10時00分0 株式会社オリエントコーポレーション(東京都千代田区、代表取締役社長:梅宮 真、以下「オリコ」)は、「キャリアオーナーシップ経営AWARD 2025」(以下、本アワード、審査委員長:伊藤 邦雄 一橋大学CFO教育研究センター長、実行委員長:田中 研之輔 法政大学キャリアデザイン学部・大学院教授)において、昨年度に引き続き 「優秀賞」(大企業の部)を受賞しましたのでお知らせします。
オリコは、人財戦略を通じて、めざす姿を「会社と社員が互いに成長できるWin-Winな関係構築を通じた社員エンゲージメントの最大化」とし、社員の「自律的キャリア形成の支援」に取り組んでいます。
今回の受賞は、キャリアオーナーシップの推進に対する経営層の強いコミットメントを背景に、社員の理解と行動変容を促す多面的な取り組み(ジョブポスティング、社外就業体験プログラム、女性管理職異業種交流会など)と、それにより社員エンゲージメントサーベイの数値が改善している点などが評価されました。今後も、キャリアオーナーシップ経営への取り組みをさらに広く浸透させ、事業とダイナミックに結びつけることで、個と組織の成長が共鳴する好循環の創出をめざします。
◆「キャリアオーナーシップ経営AWARD」 について
「キャリアオーナーシップ経営」とは、「はたらく個人の力を最大化させ、社会の力に変えていくために、企業が経営戦略、事業戦略、人材戦略をダイナミックに連携させた新人材戦略の策定と実施を通じて、キャリアや仕事を主体的に捉え、自律・自走しながら周囲と共創する人材(=キャリアオーナーシップ人材)を増やし活かすことで、個人と組織が対等な新たな関係性を構築・再構築し、個
出典 PR TIMES