資金調達データ
- 配信日2025年2月25日 09時00分
ニュースの概要
オリエントコーポレーション(オリコ)は、株式会社コークッキングとビジネスマッチング契約を締結し、企業の食品ロス削減およびエシカル消費の促進に向けた取り組みを開始しました。コークッキングが運営する食品ロス削減サービス「TABETE」は、まだ食べられるにも関わらず廃棄される危機に面している食品を、飲食店や小売業者から消費者へとマッチングする仕組みを提供します。このアプリを通じて、店舗は廃棄ロスを減少させ、売上を向上させられる一方で、消費者はおいしい食品を手に入れながら社会貢献ができるというメリットがあります。オリコは、この取り組みを通じて、加盟店への支援を行い、より持続可能な社会の実現を目指しています。
日本における食品ロスは、農林水産省の推計で年間472万トンにのぼり、これを削減することは非常に重要な課題です。エシカル消費とは、環境や地域社会に配慮した消費行動を指し、この視点からも「TABETE」を活用することで、企業の責任を果たすことができるとされています。オリコは中期経営計画において「サステナビリティ」を重視しており、食品ロス削減とCO2排出削減という観点から企業価値と社会価値の両立を図る方針です。
参考にすべきポイント
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企業の社会的責任(CSR)の重要性
近年、企業は単に利益を追求するだけでなく、社会や環境に貢献することが求められています。食品ロスの削減は特に重要なテーマであり、消費者や取引先からの信頼を得るためには、これに真剣に取り組む姿勢が必要です。 -
フードシェアリングのメリット
コークッキングが提供する「TABETE」のようなフードシェアリングサービスは、店舗の売上を向上させる一方で、消費者にもお得な商品を提供することができます。また、食品ロスの問題解決に寄与することで、企業のブランドイメージを向上させることも可能です。 -
エシカル消費の促進
エシカル消費は現代の消費者にとって重要な価値観となっており、企業がどのようにこれを活用するかが競争優位を決める要素となっています。企業としてエシカル消費に対する取り組みを示すことは、消費者の選択を受けるための重要なポイントです。 -
サステナビリティ経営の実践
オリコが示すように、サステナビリティを企業経営の中心に据えることは、長期的な成長戦略として非常に有効です。新規事業の開発や既存事業の改善においても、エシカル消費や環境問題を意識することが求められます。 -
デジタル化への対応
「TABETE」のようなアプリを通じたビジネスマッチングは、デジタル技術の進化を背景にした新しいビジネスモデルであり、今後の企業活動においてデジタル化がいかに重要であるかを示しています。
活用する方法
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社内での意識啓発
自社の経営戦略に食品ロス削減とエシカル消費の視点を取り入れるため、社内でのガイドラインを策定し、従業員全体への意識啓発を行うことが重要です。例えば、定期的なセミナーやワークショップを通じて、食品ロスやエシカル消費についての知識を深めることができます。 -
ビジネスマッチングの活用
「TABETE」などのフードシェアリングサービスを自社のビジネスに統合することで、商品の廃棄を減少させつつ、新たな収益源を確保することができます。また、地域の飲食店や小売店との連携を強化し、相互に利益を生み出すプロセスを構築することが望ましいです。 -
マーケティング戦略の見直し
環境や社会に配慮した取り組みを行うことで、消費者にアピールできるポイントが増えます。自社の取り組みや成果を積極的に発信することで、ブランド認知度や顧客ロイヤルティを向上させることができるでしょう。 -
CSR活動の強化
自社のCSR活動において、食品ロス削減やエシカル消費に関連するプロジェクトを立ち上げ、地域のコミュニティとの連携を強め、ブランドの社会的価値を増加させるように努めます。具体的には、地域イベントに参加したり、食品ロス問題に対する啓発活動を行うなどの取り組みがあります。 -
持続可能なサプライチェーンの構築
自社のサプライチェーン全体を見直し、持続可能な調達や廃棄物の削減に向けた取り組みを実施します。商品の配送プロセスや在庫管理を最適化することで、全体的な食品ロスを減少させることが可能です。
このように、オリコとコークッキングの取り組みは、企業の社会的責任やエシカル消費の促進に欠かせない要素であり、多くの法人経営者や経理・会計・総務・財務担当者にとって、実際にビジネスに活用できる具体的な戦略と実践方法を提供しています。サステナビリティを企業の成長戦略として位置付けることが、今後の競争力を保つ上で不可欠となってくるでしょう。
オリコ、株式会社コークッキングと企業の食品ロス削減およびエシカル消費促進に向けたビジネスマッチング契約を締結!オリコ2025年2月25日 09時00分0 株式会社オリエントコーポレーション(東京都千代田区、代表取締役社長:飯盛 徹夫、以下「オリコ」)は、国内最大級の食品ロス削減サービス「TABETE(タベテ)」を運営する株式会社コークッキング(本社:埼玉県東松山市、代表取締役社長:川越一磨)と、企業の食品ロス削減およびエシカル消費促進に向けたビジネスマッチング契約を締結したことをお知らせいたします。
「TABETE」は、パン・ケーキ店、ホテル、飲食店、スーパー等のお店で、まだおいしく安全に食べられるのに「食品ロス」の危機に面している食べ物を、ユーザーとマッチングするアプリです。「フードシェアリング」と呼ばれるこの仕組みを通し、お店は無駄を減らして売上を増やすことができ、ユーザーもおいしく食べながら社会貢献ができます。
このたびのビジネスマッチング契約により、オリコの加盟店へ環境に配慮した取り組み支援の一環として、食品ロス削減サービス「TABETE」を紹介するとともに、食品ロス削減およびエシカル消費の促進を支援いたします。
日本における食品ロスは、農林水産省による推計*1で年間 472 万トンと算出されており、その発生を抑制・削減することは「エシカル消費*2」の重要なテーマの一つとなっています。
オリコは、2025年度3月期を最終年度とする中期経営計画において社会価値と企業価値の両立をめざす「サステナビリティ」を経営の軸に据えており、企業の食品ロス削減に取り組み、ひいてはCO2排出削減を通じて、持続可能な社会の実現をめざしてまいります。
*1 農林水産省「食品ロス量」(令和 4 年度推計値・令和 6 年発表)。
*2 エシカル
出典 PR TIMES