バンドルカードから、賃貸契約の初期費用分割払いサービスが利用可能に。カンムとスムーズが業務提携を締結

資金調達データ

  • 配信日2025年1月24日 09時00分

ニュースの概要

株式会社カンムが提供するVisaプリペイドカードの「バンドルカード」と、賃貸契約の初期費用を分割払いできる「smooth」を提供する株式会社スムーズが業務提携を結び、バンドルカード利用者がこの分割払いサービスを簡単に利用できるようになります。具体的には、バンドルカードのアプリ内にsmoothへの導線を設け、賃貸契約時の初期費用の負担を軽減し、新たな価値を提供することを目指しています。

賃貸契約では、敷金や礼金、仲介手数料など高額な初期費用が一度にかかるため、特に金融資産が限られている若年層にとって大きな障害となっています。調査結果によると、多くのユーザーが初期費用が高いために物件選びを諦めるケースが多いことも明らかになっており、そのニーズに応えるサービスが期待されています。

向上したサービスの背景にあるのは、両社が共同で行った実証実験で得たポジティブな結果です。この提携によって、若年層を中心に新規ユーザーの獲得が加速し、既存ユーザーにも便利さを提供する狙いがあります。

参考にすべきポイント

  1. 賃貸契約の初期費用が分割可能に: これまでは一括で支払うことが一般的だった初期費用を分割払いにできることは、新たな選択肢として経済的負担を軽減します。特に若年層や資産の少ないユーザーにとって、予算内で賃貸物件を選ぶ際に大きなメリットになります。

  2. カンムとスムーズの業務提携による相乗効果: 2社の提携は、単に新サービスを提供するだけでなく、ユーザーの利便性を大幅に向上させるものです。カンムは既存のバンドルカードユーザーに対して、新たな価値を提供し、スムーズは新たな顧客層を開拓することでそれぞれのビジネスチャンスを拡大することができます。

  3. 消費者ニーズの確認: 調査結果からも、初期費用が選択肢に影響を与えていることが確認されています。このような市場ニーズに応えるサービスが登場することで、より多くのユーザーが賃貸契約を行いやすくなる背景には、明確なデータに基づいた戦略が存在しています。

  4. オンラインとオフラインの統合: バンドルカードはあらゆるVisa加盟店で利用できるため、オンラインショッピングに限らずオフラインでも好む場所で活用できます。これにより、ユーザーは物理的なカードを使った取引もスムーズに行えます。

活用する方法

この新しい賃貸契約の初期費用分割払いサービスを効果的に活用するための方法について、法人経営者や経理・会計・総務・財務担当者に向けて具体的に説明します。

  1. 従業員への情報提供: 新しい費用負担の軽減策を従業員に周知することで、転勤や新たな勤務地移動の際の賃貸契約を円滑に進めることができます。特に若い社員や新入社員に対しては、このサービスが非常に有用です。

  2. 企業内制度の見直し: もし企業が賃貸契約に対する補助金や手当を支給している場合、この新しいサービスを活用することでより低コストでの住居提供が可能になります。経理部門は、サービスの利用による費用対効果を分析し、適切な制度設計を行うことが求められます。

  3. 賃貸契約の検討: 社員の引っ越しを考慮に入れ、新たに利用可能な物件を選定する際、この分割払いサービスが使われる可能性を考慮した選択を行うことが有益です。初期費用を抑えた契約が可能となり、より多くの物件から選ぶことができるようになります。

  4. 外部パートナーとの連携強化: 賃貸管理業者や不動産会社などと連携し、この新しいサービスを組み込むことを考えてみてください。多くの顧客に対して魅力的な提案を行うことができるイノベーションとして評価されるかもしれません。

  5. 利用者の声を積極的に取り入れる: 賃貸契約の初期費用分割払いを実際に利用した社員やスタッフの経験を定期的に取り上げ、成功事例や改善点をフィードバックとして利用することで、サービスの充実度を高めることができます。

このように、新しい賃貸契約の初期費用分割払いサービスを通じて、企業は社員に対して更なるサポートを提供し、同時にコストの管理にも貢献することができるのです。

バンドルカードから、賃貸契約の初期費用分割払いサービスが利用可能に。カンムとスムーズが業務提携を締結金融資産に余裕のないユーザーに、新たな選択肢を提供株式会社カンム2025年1月24日 09時00分1Visaプリペイドカード「バンドルカード」を提供する株式会社カンム(本社:東京都渋谷区、代表取締役:八巻渉、以下「カンム」)は、賃貸契約の初期費用あと払いサービス「smooth」を提供する株式会社スムーズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小泉拓、以下「スムーズ」)と業務提携を締結しましたことをお知らせいたします。両社が共同で行った実証で効果が確認されたことを受け、本提携が実現しました。バンドルカードアプリ内にsmoothへの導線が設置され、賃貸契約時の負担を軽減する新たな価値を提供します。

■業務提携の背景・目的
賃貸契約時の高額な初期費用は、金融資産に余裕のない若年層にとって大きな課題です。金融広報中央委員会の調査(※1)によれば、賃貸住宅における課題として、50.3%の回答者が「敷金・礼金などの金銭負担」を挙げています。さらに、カンムが実施したバンドルカードユーザーへのアンケート調査でも、「過去初期費用が低ければ入居を決めたが諦めた物件がある」が半数以上を占め、初期費用が物件選択の妨げになっていることがわかりました。

また、提携に先立つ送客実験では、スムーズは新規ユーザー獲得の加速、カンムは既存ユーザーに新たな価値を提供できることが確認されました。両社は、この結果を基にさらなるサービス向上を目指し、本提携に至りました。
(※1):金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和2年)」

<調査概要>
調査内容/賃貸の初期費用分割支払いサービスのユーザーニーズ調査
調査手法/インターネット調査(Web上のアンケートフォームより入力)
調査期間 /

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出典 PR TIMES

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