「ANNUAL IMPACT REPORT（インパクトレポート）2024」日本語版を公開

ニュースの概要

「ANNUAL IMPACT REPORT 2024（インパクトレポート2024）」の日本語版が株式会社クレディセゾンの子会社であるSaison International Pte. Ltd.によって公開されました。このレポートでは、ファイナンシャル・インクルージョンの推進やインパクト投資の成果が詳細に説明されています。具体的には、2024年3月31日までの1年間で、Saison Internationalは240万件の融資を実行し、2,800万の中小零細企業と2,800万人の個人に金融サービスを提供しました。また、最新のインパクトフレームワークの導入により、ポジティブなインパクトの最大化を図っていることも強調されています。報告書の内容は、融資先やエンドユーザーのストーリーを交えて、どのように現地の生活向上や経済発展に貢献しているかを伝えています。

参考にすべきポイント

まず、ファイナンシャル・インクルージョンにおけるギャップとその解決策が明確に提示されています。特にアンダーサーブド層に対する金融サービスの重要性が強調されており、これは法人経営者や経理・会計・総務・財務担当者が持つべき視点です。

次に、具体的な数字とデータが提供されている点も忘れてはなりません。このレポートでは、240万件の融資実績、2,800万の中小零細企業への融資など、明確な数字を基にした成果が示されており、企業としての影響力を理解するのに役立ちます。また、具体的な事例を通じて、金融サービスが如何に人々の生活を向上させるかを説明しているため、持続可能な企業活動を考える上での良い参考資料となります。

さらに、グローバルな視点からの展開も見逃せません。クレディセゾンは、インドやインドネシア、ブラジル、メキシコなどの市場での事例を取り上げており、地域ごとの特性やニーズに応じたアプローチが重要であることを示しています。これにより、特定の地域でのビジネスの展開を考える際のインスピレーションや戦略策定のヒントが得られます。

活用する方法

このインパクトレポートを活用するためには、まず、自社のCSR（企業の社会的責任）やサステナビリティ戦略に関連付けることが有効です。このレポートで示されたファイナンシャル・インクルージョンの原則を自社の活動にどう適用できるかを考えてみてください。中小企業への融資や地域貢献を意識したビジネスモデルの構築は、社会的価値を生むだけでなく、企業のブランド価値向上にも寄与します。

具体的には、社内でこのレポートを基にしたセミナーや勉強会を開催することをお勧めします。レポートの内容をもとにディスカッションを行うことで、自社の金融サービス業務や経営戦略におけるファイナンシャル・インクルージョンの重要性を認識し、全社員の意識を高めることができるでしょう。

また、データを利用して新たなビジネスチャンスを創出するために、地域ニーズと市場動向を踏まえた商品やサービスを開発することも考えられます。このレポートに示された成功事例や数値データを活用することで、自社のプレゼンテーションやマーケティング戦略にも説得力を持たせることができます。

さらに、事業のリスク管理や財務計画においても、このレポートに示された地域遺材や経済状況、ポジティブインパクトがどのようにビジネスの持続性に寄与しているかを分析することが重要です。データを基にした戦略を策定することで、リスクを軽減しつつ、収益性を向上させることが可能になってきます。

最後に、クレディセゾンとのパートナーシップを考えることで、ネットワークを広げる好機でもあります。特に、ファイナンシャル・インクルージョンに取り組む企業との連携は、自社の持続可能な成長を実現するための強力な支援となるでしょう。

「ANNUAL IMPACT REPORT（インパクトレポート）2024」日本語版を公開ファイナンシャル・インクルージョンの推進とインパクト投資の成果、年間240万件の融資実績株式会社クレディセゾン2025年2月28日 11時00分5株式会社クレディセゾン（本社：東京都豊島区、代表取締役（兼）社長執行役員COO：水野 克己、以下：当社）の子会社であるSaison International Pte. Ltd.（以下：Saison International）は、「ANNUAL IMPACT REPORT 2024（日本語版）」を2月19日（水）に公開いたしました。

ANNUAL IMPACT REPORT 2024（日本語版）

https://saison-international.com/wp-content/uploads/2024/10/Saison-International-impact-report-28Oct-jp.pdf

背景
当社は、2014年にシンガポールに国際統括拠点であるSaison Internationalを設置して以来、十分で適切な金融サービスが受けられない人々や企業（アンダーサーブド層）に対するファイナンスサービスの提供による ファイナンシャル・インクルージョンの実現に取り組んできました。
現在は、ファイナンシャル・インクルージョンのギャップが大きく、ポジティブインパクトを生む可能性が高いインド、インドネシア、メキシコ、ブラジルをはじめとした国々で、アンダーサーブド層を対象に、金融サービスを提供しています。具体的には「中小零細企業（MSMEs）の潜在的な成長力と経済機会を引き出すこと」または「十分な金融サービスを受けられない個人および世帯の生活向上」を目指し、各国の社会課題解決に貢献するインパクト投資を推進しています。また