資金調達データ
- 配信日2024年11月25日 10時00分
ニュースの概要
横浜市営地下鉄は、2024年12月4日(水)から全40駅において、クレジットカードやデビットカードなどのタッチ決済による乗車サービスの実証実験を開始します。このプロジェクトは、三井住友カードが提供する公共交通機関向けのソリューション「stera transit」を活用しています。タッチ決済による乗車サービスでは、従来のICカードへのチャージやきっぷ購入が不要となり、お客様はタッチ決済対応のカードまたはスマートフォンを利用して、専用リーダーにタッチするだけで改札を通過できる仕組みです。本サービスは、首都圏・東日本の地下鉄で初めての導入となります。実証実験は2027年度末までを予定しており、横浜市交通局は、より便利で快適な鉄道サービスを提供することを目指しています。
新商品・新サービスの特徴・売り・競合商品との違い
「stera transit」は、キャッシュレス決済の導入を容易にするために開発されたインフラストラクチャとして機能します。タッチ決済による乗車は、利用者にとって非常に便利で直感的な方法であり、特に日常的に横浜市営地下鉄を利用するビジネスパーソンや観光客に対して、時間および手間の節約を提供します。
主な特徴は以下の通りです:
- スピーディな乗車:タッチ決済により、改札口での待ち時間を短縮できます。これにより、通勤や観光の際の利便性が向上します。
- キャッシュレス環境:現金やICカードのチャージが不要で、様々な決済ブランド(Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯)に対応しています。また、将来的にはMastercardも追加される予定です。
- 感染症対策の強化:タッチレスでの決済が可能なため、物理的な接触を避けることができ、公共交通機関を利用する際の感染症リスクを低減します。
競合商品との違いは、特にその対応範囲にあります。多くの鉄道システムは独自のICカードシステムを運用している中、本サービスでは一般的に使用されているクレジットカードやデビットカードを利用できるため、より広範囲なユーザーにアプローチすることが可能です。また、インバウンド需要の高まりを考慮し、外国人観光客が利用しやすい決済手段を提供する点も大きな差別化要因です。
新商品・新サービスがおすすめの方
このタッチ決済乗車サービスは、以下のような方々に特におすすめです:
- 日常的に横浜市営地下鉄を利用する通勤者:毎朝の通勤ルーチンを簡素化し、改札での待ち時間を削減することができます。
- 観光客や訪問者:横浜を訪れる観光客にとって、ICカードの購入やチャージといった手間を省くことができ、スムーズな移動が実現します。
- 現金を使わないキャッシュレス派:キャッシュレス生活を送っている方には、シームレスな決済方法が魅力的です。また、特に中小企業の経営者など、決済業務を効率化したい方にも、便利で効率的な選択肢となります。
- グループ旅行者:家族や友人との移動が簡便になるため、大人数の旅行においてもおすすめです。
新商品・新サービスの活用方法
新しいタッチ決済乗車サービスを利用するための具体的な活用方法は以下の通りです:
- 事前登録と準備:タッチ決済対応のカードやスマートフォンを準備して、事前に利用可能な決済ブランドを確認します。これにより、当日のスムーズな利用が可能となります。
- 実際の利用:駅に到着したら、改札口の専用リーダーにカードをタッチするだけで改札を通過できます。これにより、わざわざきっぷを購入したり、ICカードをチャージしたりする手間が省けます。
- 経費精算の簡略化:経理や財務担当者にとって、タッチ決済を利用することで、利用履歴が明確になり、経費精算が容易になります。ビジネス利用の場合、この点は特に重要です。
- 観光プランとの連携:タッチ決済が可能な範囲が広がる中で、公共交通機関の利用と各種観光施設へのアクセスをシームレスに組み合わせ、観光プランを立てることも可能です。
- 顧客の満足度向上に貢献:社会全体がキャッシュレス化に向かっている中で、この新しい決済方法を導入することで、企業自身のイメージ向上にも寄与します。
このように、横浜市営地下鉄のタッチ決済サービスは、さまざまな場面での利用に特化した便利なツールとなることが期待されます。
2024年12月4日(水)から横浜市営地下鉄の全40駅でクレジットカードやデビットカード等のタッチ決済による乗車サービスの実証実験を開始しますJCB2024年11月25日 10時00分0横浜市交通局(神奈川県横浜市、交通事業管理者:三村 庄一)、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:シータン・キトニー)、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:二重 孝好)、オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:四方 克弘)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)は、2024年12月4日(水)から、横浜市営地下鉄の全40駅で三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit(ステラトランジット)」を活用し、タッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等による乗車サービスに関する実証実験を実施することを、発表します。
クレジットカードやデビットカード等のタッチ決済による乗車では、ICカードへのチャージやきっぷの購入が不要となり、お客様がお持ちのタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や同カードが設定されたスマートフォン等を、自動改札機に新たに設置する専用リーダーにタッチすることで改札を通過できます。
なお、首都圏・東日本の地下鉄では、本サービスの導入は横浜市営地下鉄が初めてとなります。
横浜市交通局では、沿線にお住まいの方やインバウンドをはじめとする横浜を訪れる方に、より便利で快適な鉄道サービスを今後も引き続き提供してまいります。本サービスの概要は次ページ以降のとおりです。
出典 PR TIMES