資金調達データ
- 配信日2024年11月8日 10時00分
ニュースの概要
JCBとユーシーカードは、宗教法人中山寺において、参拝者の利便性向上と初詣時の混雑解消を目的に、全国で初めてApple PayとGoogle Payを利用したNFCタグ決済の実証実験を2024年11月9日から開始します。このサービスは、特に多くの人が訪れる新年の初詣や七五三、節分の時期に合わせて導入され、特に妊婦や小さなお子様を連れた方々にとっての負担軽減を目指しています。キャッシュレス決済を導入することで、小銭を持ち合わせていない参拝者や、外国から訪れるインバウンドの参拝者にも対応できる柔軟な決済方法を提供します。
新商品・新サービスの特徴・売り・競合商品との違い
中山寺で導入されるNFCタグ決済の最大の特徴は、参拝者がスマートフォンをかざすだけでお賽銭ができる点です。従来の現金を使った方法では、特に混雑時に長い待ち時間が発生することが問題とされていましたが、このNFCタグ決済を利用することで、決済時の操作を簡略化しスピーディな取引が可能になります。
また、金額固定方式を導入することで、毎回金額を入力する手間を省き、より直感的でスムーズな決済を実現しています。これは、伝統的な参拝方法にテクノロジーを融合させた新しい試みであり、特に国内外の参拝者にとって利便性の向上を図っています。
競合商品との違いとしては、NFCタグ決済はQRコード決済と異なり、カメラを起動して焦点を合わせる必要がなく、単にかざすだけで情報が読み取れる点にあります。この簡便さにより、技術的なハードルが低く、より多くの人が手軽に利用できる環境が整います。また、今後の展開として、決済範囲の拡大を見据えたフレキシブルな対応も可能です。
新商品・新サービスがおすすめの方
このサービスは以下のような方々に特におすすめです。まず、初詣や七五三など、神社仏閣に頻繁に訪れる方々です。特に、家族連れや妊婦の方にとって、待ち時間が短縮されることで、参拝がより快適なものになります。
次に、現金を利用することが多い方にもメリットがあります。お金の持ち歩きが不要となるため、財布を軽くすることができ、かつ、安心して参拝できる環境が整います。さらに、インバウンド観光客も想定されているため、日本を訪れる外国人にも使いやすい決済方法が提供されることで、利用者層は広がる可能性があります。
また、この決済システムは障がい者の方や高齢者にとっても、アクセスのしやすさが向上し、彼らの参拝体験を向上させることが望まれています。このように、幅広い層に対して利便性を提供できる点が、このサービスの大きな強みです。
新商品・新サービスの活用方法
NFCタグ決済の活用方法は非常にシンプルで、参拝者は事前に自身のスマートフォンにApple PayまたはGoogle Payを設定しておく必要があります。その後、中山寺の指定されたNFCタグにスマートフォンをかざすと、自動的に決済画面が表示されます。金額固定方式を採用しているため、忙しい状況でもスムーズにお賽銭を済ませることができます。
実際に使うシーンとしては、まず自宅を出る前にしっかりと決済アプリの設定を確認しておくことが大切です。そして、参拝に訪れた際、興奮気味に並ぶ他の参拝客と共に、あっという間に決済を完了させることが可能です。
さらに、将来的にはご祈祷料や御朱印料などの決済も可能になる見込みであり、これにより一層の利用頻度が期待されます。キャッシュレス化が進む中で、金銭の流通の透明性も向上していくでしょう。
このように、NFCタグ決済はただの決済手段以上のものであり、参拝者の体験全体をより豊かにするための新しいアプローチとして位置づけられています。神社仏閣におけるキャッシュレスの波が広がる中、中山寺がその先駆者となったことは、今後の他の神社仏閣への広がりにも影響を与えることでしょう。参拝の際には、ぜひこの新しい決済方法を試してみることをおすすめします。
「中山寺」でNFCタグ決済を利用して、全国で初めて※Apple Pay、Google Pay でのお賽銭が可能に!~JCBとユーシーカード11月9日(土)から「中山寺」で実証実験を実施~JCB2024年11月8日 10時00分0株式会社ジェーシービー (本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:二重 孝好、以下:JCB)と、ユーシーカード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:福岡 和大、以下:ユーシーカード)は、宗教法人中山寺(兵庫県宝塚市)において、参拝者の利便性向上と初詣における寺院内混雑の解消を企図して、Apple Pay・Google Pay(TM) で決済できるNFCタグ決済の実証実験を11月9日(土)より実施いたします。
※JCB調べ
中山寺でのNFCタグ決済導入について
安産祈願のお寺として名高い中山寺では、日々多くの参拝者が訪れます。特に、新年の初詣においては、例年15万人もの参拝者が訪れます。
このたび、参拝者の利便性向上のためお賽銭を「NFCタグ決済」で支払いできる実証実験を開始いたします。これにより、Apple Pay・Google Pay を利用できるようになり、キャッシュレス化が進み、小銭を持ち合わせていない状況や、インバウンドの参拝者にも対応できるようになります。
加えて、決済時に寺院側の操作も不要であり、スピーディな決済が実現することで「待ち時間」を短縮させる狙いがあります。これは、妊婦の方も多く訪れるなかで、「参拝者に煩わしさを感じさせたくない」という中山寺の想いに応えたひとつの形です。
これからの七五三、初詣、節分の時期に合わせた試験導入を経て、ご祈祷料、御朱印料なども含めた、取扱範囲の拡大を目指してまいります。また、神社仏閣においては、キャッシュレスインフラの整備がされていないケースが多く、今回の中山寺の導入事例を皮切
出典 PR TIMES