資金調達データ
- 配信日2024年11月7日 11時00分
ニュースの概要
株式会社インテリジェント ウェイブ(IWI)が、決済ネットワーク接続・認証システム「NET+1」のクラウド対応の開発を開始したことを発表しました。この新しいサービスは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)に対応し、2025年4月頃に提供が開始される予定です。「NET+1」は、長年にわたり多くのカード会社に利用されており、国内大手カード会社の中でトップシェアを持つ実績があります。クラウド対応の開発は、キャッシュレス決済の急増に伴うシステムのモダナイズやオープン化を求める声に応えるもので、今後、さまざまな金融機関への販売が計画されています。
新商品・新サービスの特徴・売り・競合商品との違い
「NET+1」は、クレジットカード決済に必須な機能を提供するソフトウェアで、ネットワーク接続やカード利用認証を行います。最大の特徴は、24時間365日無停止の運用を実現する高い可用性と耐障害性を兼ね備えている点です。特に、クラウド対応により、オンプレミスではなくAWSを利用することで、システムの導入や運用にかかるコストを大幅に削減することが可能となるため、戦略的な投資拡大が期待されます。
競合商品との違いは、IWIが30年以上にわたりFEP領域で蓄積してきた経験と技術力にあります。特に、国内では他社と比較してトップシェアを持つことから、高い信頼性と実績が裏付けとなっています。また、今後はAWS以外のクラウドへの対応も計画されており、選択肢が広がることで、さまざまなニーズに応じたサービス提供が実現します。
新商品・新サービスがおすすめの方
「NET+1」は、主にカード発行会社、銀行、大規模加盟店など、クレジットカード決済に関連するさまざまなビジネスにお勧めです。特に、オンライン決済のシステムの見直しや、デジタルトランスフォーメーション(DX)が進んでいる企業に対して効果的です。金融機関や決済事業者が、コスト削減や業務効率の向上を目指している場合、このサービスは非常に役立ちます。また、将来的な拡張性を求める企業にもフィットするでしょう。
特に、キャッシュレス決済が増加する中で、迅速かつ安全な決済システムを求める企業にとって、クラウド対応は大きなアドバンテージとなります。これにより、顧客の利便性を向上させると同時に、企業の競争力も強化されることが期待されます。
新商品・新サービスの活用方法
「NET+1」は、さまざまな業務に活用できる柔軟性を持っています。具体的には、以下のような方法が考えられます。
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オンラインショップでの活用: Eコマース事業者は、ネットショップでのクレジットカード決済を安全に行うため、「NET+1」を導入することで、顧客に安心して取引きをしてもらうことができます。システムが24時間365日稼働しているため、いつでも決済が可能です。
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モバイル決済アプリとの統合: スマートフォン向けの決済アプリを開発する企業は、「NET+1」を統合することで、迅速かつ安全な決済を実現できます。特に、外出先での利用を見越したサービスに対する需要が高まっています。
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ATM接続の最適化: 銀行や信用金庫などの金融機関は、「NET+1」を利用してATM接続システムを強化し、より効率的なサービス提供が可能となります。競争が激化している金融サービス業界において、顧客の利便性を高めることが鍵となります。
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データ分析の強化: クレジットカード決済に伴う様々なデータを蓄積し、分析することで、顧客の購買傾向やニーズを理解し、それに基づいたマーケティング戦略を立てることができます。これによって、より豊かな顧客体験を提供することが可能になります。
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セキュリティ強化: “NET+1″の導入により、クレジットカード決済の不正利用を防ぐための強固なセキュリティリスク管理が行えます。特に、AIを活用した不正利用検知機能と組み合わせることで、より安全な決済環境を提供できます。
このように、「NET+1」を活用することで、企業はただ単に決済を行うだけでなく、顧客の体験や自社の競争力を大幅に向上させることができるのです。
ニュースの概要
株式会社インテリジェント ウェイブ(IWI)は、オンライン決済における重要システム、決済ネットワーク接続・認証システム「NET+1」のクラウド対応開発を開始したと発表しました。この新たな開発はAWS(アマゾン ウェブ サービス)を活用し、2025年4月に提供が開始される予定です。
「NET+1」は、これまでオンプレミス方式で提供されていたが、最近のキャッシュレス決済の増加に伴い、システムのモダナイズやオープン化が求められています。そのため、IWIは金融機関において重要な役割を果たす「NET+1」をクラウド化し、より柔軟で経済的な運用を実現することを目指しています。また、今後はAWS以外のクラウドプラットフォームへの対応や機能追加も計画されています。
IWIはこの取り組みを通じて、金融機関のデジタルトランスフォーメーション(DX)をサポートするとともに、業界全体の競争力向上に寄与することを目的としています。
参考にすべきポイント
「NET+1」のクラウド対応開発は、法人経営者や経理・会計・総務・財務担当者にとって、いくつかの重要なポイントを提供します。
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高可用性と耐障害性: 現在の「NET+1」は高性能なハードウェア上で構築されているため、運用の安定性が高いです。しかし、クラウド化により、さらに冗長性が確保されるため、万が一の障害時にも迅速な復旧が期待できます。
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コスト削減: AWSの利用を通じて、システム運用コストが削減されることが見込まれています。特に中小企業にとって、初期投資や運用コストの削減は大きなメリットとなります。
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デジタルトランスフォーメーション(DX)の支援: 金融機関がクラウドへの移行を進める中で、「NET+1」のクラウド対応は、DXを進める上での重要な一歩です。これにより、業界全体のイノベーションが加速することが期待されます。
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システムの柔軟性と拡張性: クラウド技術を活用することで、必要に応じてリソースを迅速に追加したり、サービスを拡張したりすることが容易になります。この柔軟性は、新たなビジネスニーズに迅速に対応するために重要です。
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セキュリティとコンプライアンス: IWIは決済システムの安全性にも力を入れています。クラウド導入によっても、セキュリティ対策が強化され、コンプライアンスを遵守した運用が可能になります。
活用する方法
法人経営者や経理・会計・総務・財務担当者が「NET+1」のクラウド対応を最大限に活用するためには、以下の方法を検討することが重要です。
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システムのリプレース計画を立てる: 現行の決済システムを見直し、クラウドへの移行を検討することで、業務の効率化を図ります。特に運用中のオンプレミスシステムの老朽化が進んでいる場合は、移行のタイミングが重要です。
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コスト分析を行う: AWSを通じて得られるコスト削減効果を算出し、実際のシステム運用コストを理解することで、財務面からもクラウド導入のメリットを確認します。
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デジタルトランスフォーメーション戦略の一環として位置付ける: 自社のDX戦略において、クラウド化を位置づけ、全社的にデジタル施策を強化することを目指します。この際、IT部門と連携し、必要なリソースやプロジェクトを推進します。
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トレーニングと導入サポートの計画: 新しいシステム導入後、従業員に向けたトレーニングを実施し、スムーズな業務移行を確保します。また、必要に応じてIWIからのサポートを受けつつ、システムの運用にあたります。
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柔軟なビジネスモデルを考える: クラウドの特性を活かし、新たなビジネスモデルやサービス展開を模索します。例えば、消費者向けの新しい決済オプションや、加盟店向けの特別プログラムなどが考えられます。
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フィードバックループの構築: システム運用にあたっては、ユーザーからのフィードバックを大切にし、継続的な改善を図ります。これにより、自社のサービス品質を向上させ、競争力を強化します。
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業界動向をウォッチする: 経理・会計・総務・財務の各担当者は、金融業界の動向に注意を払い、DXやクラウド化のトレンドを理解することで、自社にとって最適な方針を立てることができます。
このように、法人経営者や担当者は「NET+1」のクラウド対応を活用することで、業務の効率化やコスト削減、競争力の向上を図ることが可能となります。特に、キャッシュレス社会という現代の趨勢において、クラウド技術の導入は一つの重要な鍵となることでしょう。
【国内トップシェア】決済ネットワーク接続・認証システム「NET+1」のクラウド対応の開発を開始~AWSに対応~インテリジェント ウェイブ(IWI)2024年11月7日 11時00分0
株式会社インテリジェント ウェイブ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:川上 晃司、以下:IWI)は、決済ネットワーク接続・認証システム「NET+1(ネットプラスワン)」のクラウド対応の開発を本格的に開始しました。
今回、アマゾン ウェブ サービス(以下:AWS)への対応を実施し、2025年4月頃に提供開始を予定しています。【背景】
IWIはオンライン決済にて重要な役割を担うFEP(Front End Processor)※1領域において、30年以上にわたり、決済ネットワーク接続・認証システム「NET+1」を提供しています。現在「NET+1」は、国内大手カード会社においてトップシェア※2を獲得しています。
FEPは24時間365日無停止での稼働と高速処理が求められます。そのためIWIは、「NET+1」を、高可用性と耐障害性を兼ね備えた高性能なハードウェア上に構築するオンプレミス方式で提供してきました。
近年、国内のキャッシュレス決済の増大に伴い、カード会社を含む金融企業においてシステムのモダナイズ、オープン化、そしてクラウド化の検討や推進が急務となっています。このような背景から、IWIは、金融機関において重要な役割を担う「NET+1」をオンプレミスだけでなく、クラウドでも利用できるよう、クラウド対応の開発を開始しました。
※1 カード決済が行われた際に必須となる、クレジットカード会社と各種決済ネットワークの接続や、カードの利用認証などを行うシステム
※2 200万人以上の会員を有する大手カード会社における導入実績をもとに算出(IWI調べ)
【今後の取組
出典 PR TIMES