資金調達データ
- 配信日2024年11月27日 14時00分
ニュースの概要
西武鉄道は、2024年12月16日から、タッチ決済による乗車サービスの実証実験を21駅で開始します。このサービスは、多様化するライフスタイルに対応するため、クレジットカードやスマートフォンを用いた新しい決済手段を提供することを目的としています。さらに、2027年3月までに全駅(小竹向原駅を除く)にこの新システムを導入し、従来の磁気乗車券を順次廃止する予定です。また、QRコードを使用したデジタル企画乗車券も導入し、より便利でシームレスな移動を実現します。
新商品・新サービスの特徴・売り・競合商品との違い
新たに導入される「タッチ決済乗車」は、対応するクレジットカード(Visa、JCB、American Express、Diners Clubなど)の利用を可能にし、駅の自動改札機にタッチすることで乗車が完結します。このシステムは、利用者が事前に現金や乗車券を用意する必要がなく、よりスピーディーな移動を実現します。また、ポイントは以下の点にまとめられます:
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多様な決済方法: タッチ決済は、クレジットカードだけでなくデビットカードやプリペイドカードも対応しており、スマートフォンでも利用可能です。これにより、利用者の決済手段の選択肢が広がります。
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シームレスな移動体験: 乗車時にQRコードを使用する企画乗車券を導入することで、利用者は事前に券を購入し、改札機でQRコードをスキャンするだけで乗車が可能になります。この一連の流れを通じて、無駄な時間を削減し、ストレスの少ない移動体験を提供します。
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廃止される磁気乗車券との違い: 中長期的には、伝統的な磁気乗車券を廃止し、デジタル化されたシステムへの完全移行を進めることにより、環境への配慮も考慮されています。
競合各社の中で、特に現金以外の支払い手段を重視し、利便性を向上させる戦略が目立ちますが、西武鉄道はこれをいち早く取り入れることで、他社に先駆けて利用者のニーズに応えています。
新商品・新サービスがおすすめの方
この新しいタッチ決済乗車及びQRコード企画乗車券は、以下のような顧客層に特におすすめです:
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ビジネスパーソン: 日常的に通勤で利用するビジネスパーソンにとって、速い決済処理は業務効率を向上させるための重要な要素です。タッチ決済は、混雑時でもすぐに改札を通れるようにすることで、時間のロスを減らします。
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観光客: 西武鉄道沿線には観光地が多く存在し、観光客にとって便利な決済手段が求められます。QRコードを使用したデジタル企画乗車券は、旅行をスムーズにし、利便性の高い交通手段として支持されるでしょう。
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若年層: キャッシュレス決済を好む若い世代にとっては、このタッチ決済乗車とQRコードの導入は非常に魅力的です。特に、スマートフォンを活用した決済ができることは、彼らにとって新しい体験として訴求するでしょう。
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地方在住者: 西武鉄道沿線では地方からのアクセスが多く、帰省や旅行のために利用する人々にもこの新しいシステムは便利です。簡単かつシームレスに利用できることから、多くの利用者が期待されます。
新商品・新サービスの活用方法
新たに導入されるタッチ決済乗車およびQRコード企画乗車券は、以下のように活用することが可能です:
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通勤・通学の利用: 主にビジネスパーソンや学生が毎日の通勤・通学時に利用することで、乗車券を事前に購入する手間を省き、スムーズに家を出てから電車に乗るまでの時間を短縮できます。
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観光時の利用: 観光客は、訪問する予定の駅であらかじめQRコードを用いたデジタル乗車券を購入し、目的地に着くまでの移動をストレスフリーにすることができます。特に、観光地に近い駅では、この機能をフル活用することが可能です。
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デジタル化された決済の利活用: キャッシュレス決済を好むユーザーは、タッチ決済に対応したクレジットカードやデビットカードを持っている場合、これを使用して改札を通過することで、現金を持ち歩く必要がなくなります。これにより、特に子供を連れている家庭も、その場での小銭のやり取りを避けることができます。
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タッチ決済履歴の確認: QUADRACが提供するQ-moveサイトに登録することで、過去の利用履歴を確認することができます。ビジネスシーンにおいても、経費精算において記録の把握が容易になるため、管理職や経理担当者等にとっても重宝される機能です。
西武鉄道のタッチ決済乗車およびQRコードの導入は、利便性だけでなく、シームレスな移動を実現するための重要なステップであり、多様なニーズに応える新たな公共交通機関として期待されます。
より便利に、よりシームレスにご利用いただくために西武鉄道の乗車券システムが進化しますJCB2024年11月27日 14時00分0✓ クレジットカード等のタッチ決済による乗車サービスを2024年12月16日より21駅で開始します
✓ 2027年3月までにタッチ決済、QRコード使用乗車券対応の改札機を全駅※に整備します
✓ タッチ決済、QR乗車券等のサービス拡充により、中期的には磁気乗車券を順次廃止していきます
※小竹向原駅を除く西武鉄道株式会社(本社:埼玉県所沢市、代表取締役社長:小川 周一郎)、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:シータン・キトニー)、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:二重 孝好)、オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:四方 克弘)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)は、多様化するライフスタイルやニーズへ対応すべく、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等を活用した乗車サービス(以下、「タッチ決済乗車」)の実証実験を、2024年12月16日(月)より西武鉄道のターミナル駅、観光地周辺の21駅にて開始することを発表します。
西武鉄道では、お客さまの利便性向上や、シームレスな移動・暮らし、スマートな事業運営を実現するDX施策の一環として、タッチ決済乗車の導入や、「QRコード」※を使用したデジタル企画乗車券(以下、QR企画乗車券)の発売などに取り組んでおり、下記のスケジュールを目標に乗車券システムをさらに進化させてまいります。
※「QRコード」は株式会
出典 PR TIMES