Lecto、東京都の「TOKYOパパ育業促進企業登録 ゴールド」認定を取得

ニュースの概要

Lecto株式会社が東京都から「TOKYOパパ育業促進企業登録 ゴールド」認定を取得したことを発表しました。この認定は、男性従業員の育児休業取得率の向上を目的とした制度であり、特にゴールド認定は男性育児休業取得率が100%を達成した企業に付与されるものです。Lectoは創業以来、「家族最優先」の企業文化を推進し、男性の育児休業取得率を2022年度から2年連続で100%としています。

同社では、業務状況を問わず家族を優先するための仕組みやタスク管理ツールを導入し、フレキシブルな働き方を実現しています。また、独自の手当やベビーシッター利用支援、ヘルスケア休暇など制度面でも家族を支援する取り組みを行っています。

今後、Lectoはフレキシブルな働き方を強化し、債権管理業務の自動化を促進する「Lectoプラットフォーム」の成長を目指しています。

参考にすべきポイント

企業経営者や経理・会計・総務・財務担当者にとって、Lectoの取り組みで参考になるポイントがいくつかあります。

まず、企業文化の重要性です。Lectoでは「家族最優先」を掲げ、この価値観が従業員の働き方や制度に色濃く反映されています。これにより、社員は安心して育児休業を取得できる環境が整い、結果として高い取得率を実現しています。自社でも社員が安心して育児と仕事の両立ができる文化を醸成することの意義を再認識する必要があります。

次に、制度の推進です。Lectoは育児休業を取得できる制度だけでなく、ベビーシッター利用支援やヘルスケア休暇のようなサポート制度も整えています。これにより、業務や家庭が複雑に絡む中でも、従業員がフレキシブルに働ける環境を提供しています。自社の制度を見直し、必要な支援策を導入することが重要です。

さらに、タスク管理や業務フローの仕組みづくりも見逃せません。業務の属人化を防ぎ、従業員同士が互いにサポートし合える体制を構築することで、フレキシブルな働き方を実現する要素の一つとなります。この部分は特に経理・会計・総務・財務部門において重要であり、効率的な業務運営を支援するシステム導入を検討する価値があります。

最後に、企業としての社会的責任（CSR）にも触れる必要があります。男性育児休業の取得を奨励することは、性別に関わらず育児に取り組むことを促進し、社会全体の風潮を変える一助となります。自社のCSR活動として、育児休業制度の普及や育児に対する意識向上を図る施策を計画することも重要です。

活用する方法

Lectoの取り組みから得た成功事例を自社で活用するには、いくつかの具体的なステップが考えられます。

まず、自社の企業文化の見直しを行います。「家族最優先」のような明確な価値観を定め、全社的にその価値が浸透するような取り組みを実施します。具体的には、経営層がその価値観を率先して表明し、定期的な社内コミュニケーションや研修を通じて社員に周知させることが考えられます。

次に、育児支援制度やフレキシブルな働き方をデザインするプロセスを始めます。例えば、男性の育児休業に対する制度を整える際には、実際に必要とされる休暇のニーズを調査し、それに基づいて制度を設計します。また、社員が利用しやすいベビーシッター利用支援やヘルスケア休暇の制度も導入し、仕事と育児の両立を助けることを目指します。

また、業務フローの効率化を図ることも肝要です。タスク管理ツールや業務の自動化システムを導入し、仕事の属人化を防ぎます。これにより、業務の進行がスムーズになり、従業員同士のサポートがより効果的に行えるようになります。特に、経理や会計系の業務は多くの手続きやルーチンが存在するため、適切なデジタルツールの導入は効果的です。

さらに、育児休業の取得を奨励するキャンペーンやワークショップを開催し、社内の意識を高める活動も有効です。経営陣や管理職が積極的に育児休業を取得したり、その重要性を社員に伝えたりすることで、文化の定着が進みます。また、従業員の実体験を共有する場を設け、成功事例を具体的に示すことで、他の社員も育児休業取得に対する不安を軽減できる環境が整います。

これらの取り組みを継続的に行うことで、徐々に社員全体の育児休業の取得率や、家族を優先する文化を育んでいくことが可能になります。これにより、Lectoのように、企業としての社会的責任を果たしながら、従業員の仕事と家庭の両立を支える環境を整備することができるでしょう。

Lecto、東京都の「TOKYOパパ育業促進企業登録 ゴールド」認定を取得〜 「家族最優先」のカルチャーで、男性の育児休業取得率100%を達成 〜Lecto株式会社2025年1月23日 12時00分6 債権管理業務のDXを推進するLecto株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：小山裕、以下「Lecto（レクト）」）は、東京都男性育休取得促進に向けた普及啓発事業に基づく「TOKYOパパ育業促進企業登録 ゴールド認定（100%達成）」を取得したことをお知らせします。

「TOKYOパパ育業促進企業登録」は、東京都内の企業を対象に男性従業員の育児休業取得率向上を目的に、取得率が高い企業を「TOKYOパパ育業促進企業」として登録する制度です。なかでもゴールドは、男性の育児休業取得率100%を達成した企業が認定されます。

Lectoでは創業以来、どのような業務状況でも両親や子ども、パートナー、ペットなどを含めた家族を最優先する「家族最優先」を掲げ、俗人化を防ぐための仕組みやタスク管理ツールの活用により、チームでフォローし合える体制を構築しています。また、産前産後休業時にLectoが独自に支給する手当やベビーシッター利用支援（※）、家族の体調不良時にも活用できるヘルスケア休暇の制定など、制度面でも家族最優先で働けるようサポートしています。これらにより、Lectoでは男性の育児休業の取得のみでなく時短勤務や必要に応じて休暇を取得し、家族を最優先した柔軟な働き方ができる環境を構築しており、男性の育児休業取得率は2022年度から2年連続で100%を達成しています。
※Lectoでは、内閣府が実施する「企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」の承認事業主登録を受け、希望する従業員にベビーシッター券の配布しています。

Lectoでは、2024年11月にSMBCベンチャーキャピタ