LGBTQ+への取組評価「PRIDE指標」において、最高評価「ゴールド」を受賞

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  • 配信日2024年11月20日 16時20分

ニュースの概要

三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社は、2023年11月14日に一般社団法人work with Prideより「PRIDE指標」において最高評価の「ゴールド」を受賞したことを発表しました。PRIDE指標は、LGBTQ+を含む性的マイノリティの働きやすい職場環境を作るための評価基準で、2016年に策定されました。この指標は、企業や団体のダイバーシティ施策を5つの基準(Policy、Representation、Inspiration、Development、Engagement/Empowerment)に従って評価し、点数により認定ランクを決定します。三井住友トラスト・パナソニックファイナンスは、第1回の受賞より前年に続きゴールドを獲得し、会社としてのダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンに関する取り組みが評価されました。同社は、LGBTQ+に関する啓発活動や職場環境の改善に力を入れており、全役員・社員への研修、相談窓口の設置、プライドイベントへの参加など、多様性と共生を促進させるための具体的な施策を実施しています。

参考にすべきポイント

このニュースから法人経営者や経理・会計・総務・財務担当者は、いくつかのキーポイントを参考にすることができます。まず、企業としてのダイバーシティの重要性が挙げられます。この賞を受賞したことは、社内外に向けたダイバーシティへの姿勢を示しており、特に今後は多様な人材が企業の成長を左右する時代です。次に、具体的な取り組みが重要です。

具体的には、以下の項目が挙げられます:

  1. ダイバーシティ・トレーニングの実施:全社員への研修を行うことで、LGBTQ+やその他の多様な価値観に対する理解を深め、職場環境を改善することが求められます。

  2. 相談窓口の設置:LGBTQ+の社員が安心して相談できる環境を提供することが重要です。これにより、差別や偏見に立ち向かう組織文化が醸成されます。

  3. 地域社会との連携:多様なプライドイベントへの参加は、社員の理解を促進するだけでなく、企業の社会的責任(CSR)としての側面も果たします。

  4. 人権方針の明示:性的指向や性自認に基づく差別がないことを明言することが、企業の信頼を築く基盤となります。

活用する方法

法人経営者や経理・会計・総務・財務担当者は、この受賞を機に自社での取り組みを見直すと良いでしょう。まず、社内のダイバーシティポリシーを策定し、その内容を全社員に周知することが第一歩です。そのためには、社内での意識調査を行い、どのような課題が存在しているかを明らかにすることが重要です。

次に、社内研修を導入し、全社員が多様性について学べる機会を提供することが求められます。この研修は、外部講師を招いて行うことも考えられますが、自社内の人材を活用して行うことも効果的です。研修の内容は、LGBTQ+の基礎知識から、ダイバーシティがもたらすビジネス上のメリットまで幅広くカバーすべきです。

また、相談窓口を設ける際には、社員が安心して利用できる環境を整備し、透明性のある運営が必要です。そのためには、誰でも気軽に利用できるオンラインプラットフォームを活用することも一つの手段です。

地域社会との連携については、地元のプライドイベントに参加することから始めてみると良いでしょう。これにより、社員同士の交流や理解を深めるだけでなく、企業のメディア露出やブランド認知度向上にも寄与します。

最後に、企業の人権方針を明示することは、顧客や取引先に対する信頼を築くためにも欠かせません。企業方針に基づく行動を日常的に行うことで、社員のモチベーション向上にもつながります。

このように、LGBTQ+やダイバーシティに関する取り組みを現実のビジネス活動に組み込むことで、企業の競争力を高めることができるのです。現在の社会において、多様性はもはやオプションではなく、企業の責任や成長戦略に不可欠な要素として捉えられるべきです。その実現には、経営者自らが積極的に取り組む姿勢が求められています。

LGBTQ+への取組評価「PRIDE指標」において、最高評価「ゴールド」を受賞三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社2024年11月20日 16時20分2 三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:浜野敬一、「以下:当社」)は、11月14日、一般社団法人work with Pride(※1)が策定した「PRIDE指標」において、昨年に続き最高評価の「ゴールド」を受賞しましたので、下記の通りお知らせ致します。

1.「PRIDE指標」とは LGBTQ+など性的マイノリティが働きやすい職場づくりを日本で実現するため、work with Prideが2016年に策定した日本で初めてとなるLGBTQ+に関する企業・団体等の取り組みの評価指標です。Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標で構成されており、各指標内で指定の要件を満たしていれば点数が付与され、点数により、ゴールド、シルバー、ブロンズとして企業・団体が認定されます。

2. 2024年度の受賞結果 当社を含む、三井住友トラストグループ内企業が複数(※2)連名で「ゴールド」受賞

3. 主な取り組み 三井住友トラストグループでは、「個々人の多様性と創造性を経営に活かす」というダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの概念そのものを、ミッション(経営理念)として有しています。また、性的指向・性自認を理由とした差別や人権侵害を行わないことを人権方針の一つとして明示しています。

当社では、「LGBTQ相談対応マニュアル」の策定・相談窓口の設置をはじめ、全役員・社員への研修の実

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出典 PR TIMES

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