スマートプラスクレジットとエクシーク、EC事業者向けのファイナンスサービスで提携

資金調達データ

  • 配信日2024年9月24日 11時00分

ニュースの概要

スマートプラスクレジットとエクシークが提携し、EC事業者向けのファイナンスサービスを強化することが発表されました。スマートプラスクレジットは、スタートアップや中小企業向けの分割後払いサービス「BizGrowth」を提供していますが、これをエクシークがホワイトラベルとして「LogiGrowth」として再ブランド化し、提供することが決まりました。このため、EC事業者は商品仕入れや製造委託にかかる費用を分割してあと払いできる仕組みが整い、資金繰りの負担を軽減することが期待されます。特に、EC事業者は急成長に伴い、資金の流出が増える中、このサービスは長期的な成長支援の手段となります。

提携の背景としては、EC市場の急速な拡大とともに、従来型の銀行融資では資金繰りが厳しくなる事例が増えている現状があります。多くのEC事業者は繁忙期に必要な資金を確保するため、短期的な借入が求められるますが、銀行との交渉に時間を削られることがよくあります。このため、エクシークは新たなファイナンス機能をフルフィルメントサービスに組み込みたいと考え、一方でスマートプラスクレジットも非財務データを活用した効率的な融資プロセスを模索していた結果、今回の提携が成立しました。

参考にすべきポイント

この提携による重要なポイントはいくつかあります。まず、EC事業者が「LogiGrowth」を活用することで、資金繰りの負担を軽減し、成長機会を逃さずに済む点です。分割後払いの仕組みにより、購入時に一度に多額の資金を準備する必要がなくなるため、短期的な流動性の確保が容易になります。

さらに、エクシークのフルフィルメントサービスとスマートプラスクレジットのファイナンス機能がスムーズに統合されることによって、EC事業者は物流面だけでなく、資金面でもサポートを受けられる点も注目です。このように、複数のサービスが統合されることで、全体的なオペレーションコストを抑えつつ、業務の効率化が図れます。

また、スマートプラスクレジットによる非財務データを活用した与信審査は、これまでの信用情報だけでは判断できない成長可能性や実績を考慮に入れた新たなアプローチと言えます。これにより、伝統的な評価基準から外れた新興企業でも融資を受けやすくなり、より多くのスタートアップや中小企業が資金調達できる可能性が広がります。

活用する方法

「LogiGrowth」サービスを活用する具体的な方法については、いくつかのステップを考慮するべきです。まず、対象となるEC事業者は自身の業務プロセスを精査し、どの時点で資金が必要となるのかを確認することが重要です。これにより、必要な期間や資金量を把握することができ、サービスを適宜利用しやすくなります。

次に、エクシークのフルフィルメントサービスを利用する際には、その恩恵を最大限に引き出すための戦略を立てることが求められます。商品の保管、梱包、発送の全プロセスが一貫して提供されるため、業務の効率化、在庫管理の合理化が促進されるというメリットを享受できます。

また、分割後払い「LogiGrowth」の利用にあたっては、自社の成長戦略に沿った買い付け計画を検討することが必要です。急成長が見込まれる商品やサービスに焦点を当て、短期的な資金繰りをサポートしてもらうことで、事業拡大を加速させることが可能になります。

そして、ファイナンス機能の利便性を活用することで、マーケティング活動や新商品の開発に注力できるようになります。EC事業者は、自社のコアビジネスに集中しつつ、資金調達を円滑に行えるようになるため、全体の業務効率が向上します。

最後に、エクシークやスマートプラスクレジットとのコミュニケーションを密にし、随時新たなサービスや機能が提供される際には適宜情報収集を行うことで、変化する市場に柔軟に対応できる体制を整えることも重要です。特に、テクノロジーが進化し続ける中で、新たなサービスの導入や活用方法は日々変わる可能性があるため、常に最新情報を把握する姿勢が求められます。

このように、エクシークとスマートプラスクレジットの提携は、特にECビジネスにおいて非常に有用なサービスを提供するものであり、法人経営者や経理・会計担当者にとっても注視すべきイニシアティブと言えるでしょう。将来的な成長の基盤を築くために、こうしたフィンテックの活用は今後さらに重要な要素となるはずです。

スマートプラスクレジットとエクシーク、EC事業者向けのファイナンスサービスで提携~仕入れや製造委託の分割後払いサービス「BizGrowth」をホワイトラベルで提供~株式会社エクシーク2024年9月24日 11時00分1

次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループの株式会社スマートプラスクレジット(本社:東京都千代田区、代表取締役:大澤 和明、以下「スマートプラスクレジット」)と、フルフィルメント(EC物流)を手がける株式会社エクシーク(本社:東京都港区、代表取締役:猪田 恵介、以下「エクシーク」)は、EC事業者向けのファイナンスサービスで提携します。具体的には、スマートプラスクレジットが提供しているスタートアップや中小企業向けのBNPL(※)サービス「BizGrowth(ビズグロース)」をホワイトラベル(※)化し、エクシークが自社サービス「LogiGrowth(ロジグロース)」として提供します。

提携の背景

近年、ECプラットフォームの発展に伴い、物販系分野のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模が拡大しています。EC事業者はサービスを立ち上げた後、本格的に成長する過程で、卸売業者やOEMへの支払いが増加し、短期的に資金繰りが厳しくなる傾向があります。このため、一時的な借入が必要となりますが、従来型の銀行による融資では、繁忙期に銀行と交渉したり資料を作成したりする時間が取れない、金額や返済条件が実態に沿わずさらに資金繰りが悪化してしまうといった実態があります。
エクシークは、ECブランドの売上向上を目的としたフルフィルメントサービス(※)「FULFILLMENT PARK®」を2023年12月から提供しています。受注から商品保管、梱包・発送などといった従来のフルフィルメントサービスに加え、オフライン展開やサイト運用支援、海外

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出典 PR TIMES

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