資金調達データ
- 配信日2024年10月17日 16時30分
ニュースの概要
株式会社デジタルガレージ(DG)は、株式会社りそなホールディングス(りそなHD)と提携し、B2B決済サービス「請求書カード払いオンライン」の提供を開始しました。このサービスは、中小企業の決済業務効率化を図るものであり、企業間取引における請求書決済の利便性を向上させることを目的としています。りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行が当サービスを提供し、みなと銀行は2025年からサービスを開始します。デジタルガレージとりそなHDとの協力は、両社の資本業務提携に基づいており、今後全国展開や他の産業への拡大を目指しています。
新商品・新サービスの特徴・売り・競合商品との違い
「請求書カード払いオンライン」は、銀行振込の請求書をクレジットカードで支払うことを可能にする新しい決済サービスです。具体的には、企業が発行した請求書に対して、顧客がクレジットカード払いを行うことで実際の支払いを繰り延べることができます。これは、クレジットカードを取り扱わない取引先に対しても、クレジットカード決済を実現するための革新的なアプローチです。
このサービスの主な特徴は以下の通りです:
- 顧客の名義での振込が実施されるため、取引先に対する透明性が保たれます。
- 年会費や月間手数料がなく、手数料はカード決済金額の3.0%のみで簡潔です。
- 支払いが遅れた場合でも、実質的な支払いの繰り延べが可能になるため、資金繰りの柔軟性が向上します。
競合商品との違いとしては、特に中小企業のニーズに特化した決済手段を提供している点が挙げられます。多くの決済サービスが個人消費者向けである中、DGは法人向けに特化した機能を提供し、請求書決済の効率化を図ることに成功しています。また、既存の銀行システムを有効活用し、クレジットカード決済を導入するためのハードルを下げている点も大きな強みです。
新商品・新サービスがおすすめの方
「請求書カード払いオンライン」は、特に以下のようなニーズを持つ法人や個人事業主におすすめです:
- 請求書に依存している中小企業:多くの取引が銀行振込によるもので、クレジットカード決済を導入したいが取引先が対応していない場合。
- 資金繰りを安定させたい企業:支払いを繰り延べることでキャッシュフローを改善し、資金の流動性を高めたい企業。
- 業務効率化を図りたい法人:請求書の取り扱いや支払い業務をスムーズにすることで、業務の生産性を向上させたい企業。
このような企業においては、請求書カード払いオンラインが業務の効率化や財務の健全化に寄与することが期待できます。
新商品・新サービスの活用方法
「請求書カード払いオンライン」を活用する具体的な方法としては、以下のステップが考えられます:
- 取引先との合意:取引先がクレジットカード決済に対応することに理解を得る必要があります。契約時に請求書カード払いを活用する旨を伝え、信頼関係を築くことが重要です。
- 請求書の発行:請求書を通常通り発行し、クレジットカード払いを選択する旨を記載します。あらかじめ、クレジットカード払いが可能であることを通知しておくと良いでしょう。
- 決済の実施:顧客がクレジットカードで決済を行い、実質的な支払いを繰り延べることができます。これにより、資金の流動性が高まるとともに、支払い遅延のリスクを軽減することができます。
- 経理業務の効率化:このサービスを導入することで、経理担当者は銀行口座の動きを把握しやすくなり、請求書管理が簡単になります。また、与信審査や貸し倒れのリスクを低減できるため、より効率的な会計業務が実現します。
このように、「請求書カード払いオンライン」は中小企業の業務効率化や資金管理の負担を軽減するために大いに活用できるサービスであり、ビジネスの成長を図る大きな助けとなります。今後、このようなデジタル決済の利便性はさらに高まっていくと考えられますので、是非積極的に導入を検討していくと良いでしょう。
デジタルガレージ、りそなグループとB2B決済サービス「請求書カード払いオンライン」を提供開始多様化する企業間決済ニーズに対応し、中小企業の業務効率化を支援株式会社デジタルガレージ2024年10月17日 16時30分1株式会社デジタルガレージ(東証プライム 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)は、株式会社りそなホールディングス(本社:東京都江東区、取締役兼代表執行役社長:南 昌宏、以下:りそなHD)と、本日、B2B決済サービス「請求書カード払いオンライン」の提供を開始したことをお知らせいたします。
りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行のサービス提供開始は本日より、みなと銀行は2025年1月以降に提供を開始します。
なお、本件はDGとりそなHDの資本業務提携に基づく取り組みです。企業間決済市場において、2024年の電子帳簿保存法改正や、2026年の手形・小切手電子化などが予定されており、決済手段の移行に伴う業務負担が予測されます。また、クレジットカード決済は、キャッシュフローの改善と資金管理の一本化も実現できることからニーズが高まっており、法人のクレジットカード発行枚数が2014年3月末から2022年3月末の8年間で約2倍に増加(※1)しています。
これに対応し、中小企業の決済業務効率化を推進するサービスとして、DGとりそなHDは、本件B2B決済サービス「請求書カード払いオンライン」の提供に向け、協力してまいりました。
(※1)クレジットカード発行枚数調査結果 日本クレジット協会参照■「請求書カード払いオンライン」サービス概要
「請求書カード払いオンライン」は、銀行振込の請求書をクレジットカード払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を繰延できる決済サービスです。りそな決済サービス(本社:東京都
出典 PR TIMES