JCBとIWI、不正取引情報WEB連携サービス「MATTE」をリニューアル

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  • 配信日2024年11月19日 10時00分

ニュースの概要

JCBとIWIは、業界全体の不正利用対策を強化するために不正取引情報WEB連携サービス「MATTE」をリニューアルした。このリニューアルにより、JCBブランドだけでなく、他の国際カードブランドの取引情報もリアルタイムで連携可能となった。これにより、不正利用の際の迅速な情報共有が実現し、業界初の共通システムとして、より効果的な不正防止策が導入される。特に、三井住友カードなどの主要カード会社との連携を通じて、サービス範囲を拡大し、より多くの加盟店やカード発行会社が一体となって不正利用対策が行える体制を整えている。

新商品・新サービスの特徴・売り・競合商品との違い

新しくなった「MATTE」は、以下のような特徴を持っている。

  1. リアルタイム情報連携
    JCBブランド以外の国際カードブランド取引においても、検知した不正取引情報をリアルタイムにカード発行会社や加盟店と連携することができる。従来は不正取引が発生した場合、各加盟店管理会社を通じて情報を処理する必要があったが、これにより処理時間が大幅に短縮される。特に迅速な配送停止依頼が可能になり、不正利用の被害を抑える効果が期待される。

  2. 業務効率化のための機能拡張
    データの一括登録機能や承認ワークフローの機能も追加され、業務の効率化が図られている。これにより、より多くの加盟店や決済代行サービス事業者が「MATTE」を導入しやすくなり、参加者が増えることでネットワークとしての強固さが増す。

  3. 競合との差別化
    「MATTE」は、他の不正利用防止ソリューションとは異なり、ブランドの垣根を超えた共通システムとして機能しており、より広範囲な情報連携が可能である。この点は、競合他社が個別ブランドに依存したシステムを構築している中での大きな強みである。

新商品・新サービスがおすすめの方

「MATTE」は、特に以下のような法人や担当者におすすめである。

  1. クレジットカード取引を扱う企業
    クレジットカードを利用した取引が多い企業や、オンラインショッピングを展開している企業にとって、不正利用のリスクを軽減するための有力なツールとなる。また、カード情報を扱う業務に従事している経理部門や総務部門にも非常に有益である。

  2. 多様な決済方法を導入している企業
    複数の国際カードブランドを取り扱っている企業にとって、「MATTE」はそのすべてのブランドの取引情報を繋ぎ、包括的に不正リスクを管理できるため、非常に便利である。

  3. 不正利用対策を強化したい企業
    不正利用対策が求められる中、JCBとIWIの共同開発によるこのサービスを活用することで、業界全体の防止策に貢献しつつ、自社の利益も守ることができるため、セキュリティ強化を重視する企業にとって理想的なサービスである。

新商品・新サービスの活用方法

「MATTE」を活用する方法は多岐にわたるが、以下のような具体的なケースが考えられる。

  1. 不正取引の監視と対応
    企業は、「MATTE」を利用して自社の取引データを定期的にモニタリングし、リアルタイムで不正取引情報を受け取ることができる。これにより、迅速に対応することが可能となるため、被害を未然に防ぐことに寄与する。

  2. 業務フローの最適化
    データの一括登録機能や承認ワークフローを活用し、業務プロセスを合理化することで、手作業によるミスを減らし、業務の効率を向上させることができる。

  3. 情報共有の強化
    関連する部門との情報共有を強化し、不正利用に関わる情報を一元化することで、組織全体でリスクに対処する態勢を整える。特に、経理や会計部門と密に連携することで、より具体的な対応策を講じることが可能となる。

  4. 教育と啓蒙活動
    社内の従業員に対して、「MATTE」を通じた不正取引に関する情報や事例を共有し、意識を高めるための教育を行うことで、全体的なセキュリティレベルを向上させることができる。

今後、不正利用対策はますます重要な課題となるが、「MATTE」を通じて、企業は効果的な対策を講じることが可能となり、業界全体の安全性を高めることに貢献できる。これにより、取引先や顧客からの信頼も確保し、継続的なビジネスの発展が期待される。

JCBとIWI、不正取引情報WEB連携サービス「MATTE」をリニューアル~他の国際カードブランド取引も対象にサービス範囲を拡大~JCB2024年11月19日 10時00分0株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:二重 孝好、以下:JCB)と、株式会社インテリジェント ウェイブ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:川上 晃司、以下:IWI)は、JCB、IWI双方の強みを生かした、業界全体の不正利用対策を推進する取り組み「セキュリティーコンソーシアム(以下:本コンソーシアム)」の一環として、JCBが展開する国内初の不正取引情報WEB連携サービス「MATTE(マッテ)」をリニューアルしました。JCBブランド以外の国際カードブランドの取引情報についても、「MATTE」を通じて情報連携が可能となったことで、ブランドの垣根を超えてリアルタイムで繋いだ業界初の共通システムが完成しました。これにより、不正利用が生じた際の情報連携がスムーズになり、スピーディーな不正防止の取り組みが確立しました。JCBブランドのカード発行会社に加えて、JCBブランド以外の国際カードブランドを扱うカード会社にも広く開放し、三井住友カード株式会社を始めとする主要カード会社にも参画いただきます。

「MATTE」のリニューアルポイント
① JCBブランド以外の国際カードブランド取引においても、カード発行会社や加盟店で検知した不正・不審取引をリアルタイムに情報連携し、スピーディーな配送停止依頼が可能となりました。
また、JCBブランド以外の不正・不審取引においても、取引ごとに加盟店管理会社へ連絡し取次依頼をすることなく、MATTEに登録するだけで情報連携が可能となり、業務も効率化されます。

② 従来のMATTE機能に加え、データ一括登録機能や承認ワークフローなどの機能を拡大しました。

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出典 PR TIMES

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