おすすめの法人ETCカード10選
クレジット機能のあるおすすめ法人ETCカード
クレジット機能のないおすすめ法人ETCカード
法人ETCカード選びのポイント
1.クレジット機能が必要か、否か?
まず最初に決めなければならいのは
- クレジット機能がある法人ETCカード
- クレジット機能がない法人ETCカード
のどちらを選ぶか?
という点です。
どちらにもメリットデメリットがあります。
クレジット機能がある法人ETCカード
クレジットカード会社が発行する法人カードに付帯して発行されるETCカードのこと
メリット
- 年会費無料のカードも多い
- その他の手数料(走行手数料、事務手数料)、出資金はない
- 親カードはクレジットカードとして買い物ができる
- 親カードのカード利用額に合算されるため、ポイント付与の対象となる
- 登録口座からの引き落としになり、1カ月~2カ月の引き落としまでの猶予がある
デメリット
- 年会費有料のカードもある
- 発行手数料有料のカードもある
- 親カードの法人カードの発行審査があり、審査が通らないケースもある
- 発行できる枚数の上限が決まっているものが多い
- 親カードの限度額の範囲内でしか使えない
クレジット機能がない法人ETCカード
協同組合(同じ目的で共同購入をする相互扶助組織)が発行する法人用のETCカードのこと
メリット
- 審査がない
- 発行枚数に上限がない
- 請求書の発行がある
- 親カードがない
- 限度額がない
デメリット
- 出資金が必要(退会時返金)
- 年会費は有料
- 走行手数料が高い(利用額の5%~8%)
- 発行手数料も有料
上記から言えることは
- コストを抑える
- ポイントなどでお得になる
→ クレジット機能がある法人ETCカード
- 審査に不安がある
- 審査がないことを希望する
→ クレジット機能がない法人ETCカード
を選ぶべきです。
法人カード審査に問題なく通るのであれば、コストを一切かけずに持つこともできて、ポイントやキャッシュバックも期待できる「クレジット機能がある法人ETCカード」の方が断然良いのです。
一方で、法人カードの審査に通らない方、法人カードの限度額以上にETC利用をする方には「クレジット機能がない法人ETCカード」の方が良いのです。
2.「クレジット機能がある法人ETCカード」を選ぶならコスパで選ぶ
「クレジット機能がある法人ETCカード」を選ぶポイントは
- コストができるだけ安い
- ポイントやキャッシュバックの還元率ができるだけ大きい
- 希望する枚数の法人ETCカードが発行できる
の3点です。
コストができるだけ安い
- 親カードの年会費:永年無料
- ETCカードの年会費:永年無料
- ETCカードの発行手数料:無料
という法人カードがおすすめです。
ポイントやキャッシュバックの還元率ができるだけ大きい
親カードのポイント還元率(キャッシュバック率)が法人ETCカードにも適用されます。
- ポイント還元率:1.0%以上
- キャッシュバック率:1.0%以上
の法人カードをおすすめします。
希望する枚数の法人ETCカードが発行できる
法人カードによって、発行できる法人ETCカードの枚数上限が決まっています。
必要な法人ETCカードの枚数が発行できる法人カードがおすすめです。
3.「クレジット機能がない法人ETCカード」を選ぶならコストとETCマイレージで選ぶ
協同組合が発行する「クレジット機能がない法人ETCカード」を選ぶポイントは
- コストができるだけ安い
- ETCマイレージサービスを利用するかどうか?
の2点です。
コストができるだけ安い
「クレジット機能がない法人ETCカード」には
- 出資金:1万円
- 年会費:550円~880円
- 発行手数料:550円~880円
- 走行手数料:利用額の5%~8%
と、様々なコストが発生します。
上記の手数料が安い「クレジット機能がない法人ETCカード」を選ぶ必要があります。
ETCマイレージサービスを利用するかどうか?
ETCマイレージサービスとは
ETCによる通行料金の支払額に応じてポイントが貯まり、そのポイントを還元額(無料通行分)と交換いただけるサービスのこと
を言います。
道路事業者 | ポイントの付き方 |
---|---|
NEXCO東/中/西日本・宮城県道路公社 | 10円につき1ポイント |
本州四国連絡高速道路株式会社 | 10円につき1ポイント |
愛知県道路公社 | 100円につき1ポイント+α |
神戸市道路公社 | 50円につき3ポイント+α |
広島高速道路公社 | 100円につき1ポイント+α |
福岡北九州高速道路公社 | 100円につき1ポイント+α |
1ポイント = 最大1円分の無料通行分
ETCマイレージサービスは、最大でETC料金の10%が還元されるため、かなりお得に法人ETCカードを利用することができるのです。
ただし、「クレジット機能がない法人ETCカード」は、ETCマイレージが使えるか?いなか?で走行手数料が変わってきます。ETCマイレージに対応している法人ETCカードは走行手数料が高く設定されているため、コスト負担とマイレージによるメリットを比較して、利用を検討する必要があるのです。
法人ETCカードおすすめランキング
クレジット機能のあるおすすめ法人ETCカード
1位.NTTファイナンス Bizカード レギュラー
国際ブランド | Visa |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 0円 |
年会費優遇条件 | – |
追加カード/2年目~年会費(税込) | 0円 |
ETCカード/2年目~年会費(税込) | 550円 |
ショッピング総利用枠/上限 | 個別設定 |
キャッシング総利用枠/上限 | 海外キャッシングのみ |
ポイント還元率/基本 | 1.00% |
ポイント還元率/上限 | 1.00% |
- 年会費永年無料の法人カード
- ポイント還元率1.0%
- 追加カードも年会費永年無料
- Visaブランドで使える店舗が多い
- 海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険付帯
- WEB明細を分割して作成する機能
- 出光キャッシュバックシステムでガソリン代割引
- 個人事業主向けのオーナーズカードは、支払方法の選択肢が多い
- 海外キャッシングが可能
- 法人ETCカードは年会費が有料
- 発行まで時間がかかる
- 法人向けのカードは、一括払いのみ
- 会計ソフトとの連携がうまくいかない
NTTファイナンス Bizカード レギュラーは、年会費永年無料でキャッシュバック率1.0%と高還元率の法人カードです。残念ながら、法人ETCカードは、年会費550円が発生しますが、ポイント還元率が高いため、年会費の元を取るのが用意な法人ETCカードと言えます。十分に年会費の元を取ったうえで、お得なキャッシュバックが狙える法人ETCカードです。
2位.三井住友ビジネスカード ビジネスオーナーズ/一般カード
国際ブランド | Visa,Mastercard® |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 0円 |
年会費優遇条件 | – |
追加カード/2年目~年会費(税込) | 0円 |
ETCカード/2年目~年会費(税込) | 550円※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料 |
ショッピング総利用枠/上限 | ~500万円※所定の審査あり |
キャッシング総利用枠/上限 | – |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 1.50% |
- 三井住友カードのプロパーカード
- 年会費永年無料の法人カード
- 入会キャンペーンが手厚い
- 最短3営業日で発行
- 対象カードの2枚持ちで、Amazon・ETC・ANA、JAL航空券のポイント3倍
- 登記簿謄本・決算書不要で起業直後の方でも発行できる
- ETCカードは、実質年会費無料
- ショッピング限度額が大きい
- 海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯)
- 支払方法の選択肢が多い
- キャッシングが利用できる
- iD、ApplePay、GooglePayも利用可能
- ベースのポイント還元率は0.5%と低い
- ETCカードの年会費は条件付きで有料
NTTファイナンス Bi三井住友ビジネスカード ビジネスオーナーズ/一般カードは、年会費永年無料でポイント還元率0.5%の法人カードです。法人ETCカードも、年間1回以上の利用で、年会費無料で利用できるため、親カードも、ETCカードも、年会費無料で利用できる希少な法人カードです。コストを一切払いたくない方におすすめできる法人ETCカードと言えます。
3位.JCB CARD Biz
国際ブランド | JCB |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 1,375円 |
年会費優遇条件 | – |
追加カード/2年目~年会費(税込) | 1,375円 |
ETCカード/2年目~年会費(税込) | 0円 |
ショッピング総利用枠/上限 | 個別設定 |
キャッシング総利用枠/上限 | 個別設定 |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 3.75% |
- JCBのプロパーカードの信頼性
- 登記簿謄本や決算書不要で審査に通りやすい
- 入会キャンペーンが手厚い
- 初年度年会費無料、次年度年会費も格安
- 旅行傷害保険が手厚い
- JCB ORIGINAL SERIESでポイント2倍以上
- JCB STAR MEMBERSでポイント50%アップ
- 支払方法の選択肢が多い
- キャッシングができる
- Apple Pay・Google Payが使える
- ETCカードは年会費無料
- 限度額が小さい
- ショッピング保険が海外のみ
- 旅行傷害保険は利用付帯
- ETCカードは1枚につき1枚までしか発行できない
JCB CARD Bizは、JCBのプロパー法人カードです。年会費は1,375円発生しますが初年度年会費無料で発行できます。さらに、法人ETCカードは無料で発行できるメリットがあります。JCBの法人カードを利用したい方におすすめできる法人ETCカードです。
4位.セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
国際ブランド | AMEX(アメックス) |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 0円 |
年会費優遇条件 | – |
追加カード/2年目~年会費(税込) | 0円 |
ETCカード/2年目~年会費(税込) | 0円 |
ショッピング総利用枠/上限 | 一律の制限なし |
キャッシング総利用枠/上限 | 300万円 |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 2.00% |
- 年会費1,100円という格安法人カード
- 追加カード9名まで年会費永年無料
- IT系サービスでポイント4倍(ポイント還元率:2.0%)
- エックスサーバー、かんたんクラウド(MJS)優待
- 最短3営業日で発行
- 登記簿謄本、決算書不要で審査に通りやすい
- 限度額が大きい
- 手厚いキャンペーンがある
- 券面のデザイン性が高い
- ETCカードも年会費永年無料
- 年会費は初年度から発生する
- ポイント以外の優待サービスはほぼない
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費1,100円と格安の法人カードです。大きな特徴は、追加カードが9枚まで年会費無料ですので、10枚でも、1枚分の年会費で法人カードを持てることになります。法人ETCカードも、年会費永年無料ですので、10名以内の方が法人ETCカードを利用する場合に、全体のコストを抑えて発行できる法人ETCカードと言えます。
5位.Airカード
国際ブランド | JCB |
初年度年会費(税込) | 5,500円 |
2年目~年会費(税込) | 5,500円 |
年会費優遇条件 | – |
追加カード/2年目~年会費(税込) | 3,300円 |
ETCカード/2年目~年会費(税込) | 0円 |
ショッピング総利用枠/上限 | 100万円 |
キャッシング総利用枠/上限 | – |
ポイント還元率/基本 | 1.50% |
ポイント還元率/上限 | 1.50% |
- 業界トップクラスのポイント還元率:1.5%
- ポンパレモール、じゃらん、ホットペッパーグルメでポイント倍増
- ポイントがdポイントやPontaポイントに交換できる
- 不定期で入会キャンペーンを展開
- 一般カードにしては年会費が高い
- 審査が厳しい
- 限度額が小さい
- 解約が書面
Airカードは、年会費は5,500円とやや高めの設定ですが、ポイント還元率が1.5%と高いため、カード利用額が大きい方の場合、かなりお得に利用できる法人カードとなっています。法人ETCカードも年会費永年無料ですので、ETC料金でも、一番ポイントが貯まりやすい法人カードとなっています。
クレジット機能のないおすすめ法人ETCカード
1位.法人ETCカード(UCカード)/高速情報協同組合
カード発行手数料(税込) | 550円 |
出資金(退会時返還) | 10,000円 |
年会費/年間取扱手数料(税込) | 550円 |
初年度年会費 | 0円 |
2年目~年会費 | 0円 |
走行距離に応じた手数料 | 5% |
ETCカード発行枚数制限 | 無制限 |
独自の割引特典 | – |
利用できる方 | 法人経営者/個人事業主 |
車両限定 | 限定なし |
マイレージサービス | 利用不可 |
発行スピード | 書類到着後、10日程度 |
支払いサイト | 月末締め翌月20日請求書発行、翌々月5日引き落とし |
- クレジットの与信審査なし
- 請求書による後払い
- 社員の使い込みリスクがない
- 出資金1万円(退会時返却)
- 年会費(年間手数料)550円
- カード発行手数料550円
- 事務手数料:走行料金の5%
- マイレージ機能なし
マイレージ機能なしで、年会費が550円と安いクレジット機能のない法人ETCカードです。
2位.法人ETCカード(セディナカード)/高速情報協同組合
カード発行手数料(税込) | 550円 |
出資金(退会時返還) | 10,000円 |
年会費/年間取扱手数料(税込) | 550円 |
初年度年会費 | 0円 |
2年目~年会費 | 0円 |
走行距離に応じた手数料 | 8% |
ETCカード発行枚数制限 | 登録車両1台につき最高4枚まで |
独自の割引特典 | – |
利用できる方 | 法人経営者/個人事業主 |
車両限定 | 限定なし |
マイレージサービス | 利用可能 |
発行スピード | – |
支払いサイト | 月末締め翌月20日請求書発行、翌々月8日引き落とし |
- クレジットの与信審査なし
- 請求書による後払い
- 社員の使い込みリスクがない
- ETCマイレージが利用できる
- 出資金1万円(退会時返却)
- 年会費(年間手数料)550円
- カード発行手数料550円
- 事務手数料:走行料金の8%
マイレージ機能ありで、年会費が550円と安いクレジット機能のない法人ETCカードです。
3位.ETCコーポレートカード(NEXCO東・中・西日本)/高速情報協同組合
カード発行手数料(税込) | 627円 |
出資金(退会時返還) | 10,000円 |
年会費/年間取扱手数料(税込) | 627円 |
初年度年会費 | 0円 |
2年目~年会費 | 0円 |
走行距離に応じた手数料 | – |
ETCカード発行枚数制限 | 無制限 |
独自の割引特典 | 通常のETC割引+最大20%の割引 |
利用できる方 | 法人経営者/個人事業主 |
車両限定 | ETCコーポレートカードに表示された車両に限定 |
マイレージサービス | 利用不可 |
発行スピード | – |
支払いサイト | 月末締め翌月20日請求書発行、翌々月8日引き落とし |
- クレジットの与信審査なし
- 社員の使い込みリスクがない
- 独自のETC割引最大20%
- 事務手数料なし
- 出資金1万円(退会時返却)
- 年会費(年間手数料)629円
- カード発行手数料629円
- マイレージ機能なし
- 車両が限定される
マイレージ機能なしですが、独自のETC割引が利用できるクレジット機能のない法人ETCカードです。
4位.法人ETCカード(セディナカード)/ETC協同組合
カード発行手数料(税込) | 880円 |
出資金(退会時返還) | 10,000円 |
年会費/年間取扱手数料(税込) | 880円 |
初年度年会費 | 0円 |
2年目~年会費 | 0円 |
走行距離に応じた手数料 | 5% |
ETCカード発行枚数制限 | 無制限 |
独自の割引特典 | – |
利用できる方 | 法人経営者/個人事業主 |
車両限定 | 限定なし |
マイレージサービス | 利用不可 |
発行スピード | 書類到着後、10日程度 |
支払いサイト | 月末締め翌月20日請求書発行、翌々月8日引き落とし |
- クレジットの与信審査なし
- 請求書による後払い
- 社員の使い込みリスクがない
- 出資金1万円(退会時返却)
- 年会費(年間手数料)880円
- カード発行手数料880円
- 事務手数料:走行料金の5%
- マイレージ機能なし
マイレージ機能なしで、年会費が880円と若干高いクレジット機能のない法人ETCカードです。
5位.法人ETCカード(UCカード)/ETC協同組合
カード発行手数料(税込) | 880円 |
出資金(退会時返還) | 10,000円 |
年会費/年間取扱手数料(税込) | 880円 |
初年度年会費 | 0円 |
2年目~年会費 | 0円 |
走行距離に応じた手数料 | 8% |
ETCカード発行枚数制限 | 無制限 |
独自の割引特典 | – |
利用できる方 | 法人経営者/個人事業主 |
車両限定 | 限定なし |
マイレージサービス | 利用可能 |
発行スピード | 書類到着後、10日程度 |
支払いサイト | 月末締め翌月20日請求書発行、翌々月5日引き落とし |
- クレジットの与信審査なし
- 請求書による後払い
- 社員の使い込みリスクがない
- ETCマイレージが利用できる
- 出資金1万円(退会時返却)
- 年会費(年間手数料)880円
- カード発行手数料880円
- 事務手数料:走行料金の8%
マイレージ機能ありで、年会費が880円と若干高いクレジット機能のない法人ETCカードです。
法人ETCカード選びのよくある質問
Q.なぜ、クレジット機能がない法人ETCカードは審査がないのですか?
法人カードに付帯される法人ETCカードの場合は、親カードである法人カードの審査が必要になります。
法人カードでクレジット払いを選んだ場合、その支払金額は一時的にカード会社が立替て、1カ月後~2カ月後に登録口座から引きとおされる仕組みとなっています。
カード会社の立替が発生する = 返済されなければ貸し倒れになる、貸し倒れ損失が発生する
ということを意味しています。
貸し倒れのリスクがあるからこそ、審査をして、貸し倒れしそうな信用リスクの高い企業・個人事業主には法人カードを発行しないのです。
クレジット機能がない協同組合が発行する法人ETCカードの場合は
立替がない代わりに、法人ETCカード発行時に1万円前後のデポジット(加盟金、拠出金、保証)が必要になります。
このデポジット(加盟金、拠出金)は、入会時に支払をして、退会時には返金される仕組みのものです。
クレジット機能がない法人ETCカードも、請求書による支払になるため、貸し倒れは発生する可能性があるのですが、それを防ぐために「審査」ではなく、先に入金してもらう「デポジット(加盟金、拠出金、保証)」という形を取っているのです。
クレジット機能がない法人ETCカードは、「デポジット(加盟金、拠出金、保証)」を先に払ってもらうことで貸し倒れリスクを回避しているので、審査が必要ない、審査なしということになります。
Q.法人ETCカードは、個人事業主でも作れますか?
作れます。
クレジット機能がある法人ETCカードの場合、法人カードによって、
クレジット機能がない法人ETCカードの場合、発行する協同組合の方針によって、
個人事業主が利用できないものもありますが
基本的には
法人も、個人事業主も、作れる法人ETCカードが多いです。
Q.クレジット機能がない法人ETCカードは、なぜ走行手数料が発生するのですか?
法人カードに付帯して発行される法人ETCカードの場合
- 年会費収入 + 加盟店収入
で利益が出て、かつETC料金以外にも、親カードの法人カードでカード利用してもらえる可能性があり、そこから収益が生まれます。支払いや入会・退会、資金の管理などの業務をする体制はすでに親カードの法人カードの方で構築済みで、法人ETCカード帆発行におけつ新たなコストがそれほどかからないのです。
協同組合が発行するクレジット機能がない法人ETCカードの場合
- 発行手数料収入 + 年会費収入 + 走行手数料収入
という形で「加盟店手数料収入」がないため、代わりに「走行手数料」を取らないと、請求書の発行や入会・退会、資金の管理などの業務をする人件費が捻出できないのです。
人件費などの運営コストの捻出のため、クレジット機能がない法人ETCカードは高額になりがちな「走行手数料」が発生するのです。