JCBゴールドレビュー。実際に利用してわかったメリットデメリット・年会費・ポイント・審査・限度額徹底解説

JCBゴールドとは

JCBゴールドは、株式会社ジェーシービーが提供しているゴールドカードです。JCBブランドで提供されています。

JCBゴールドの特徴は「JCBのプロパーゴールドカード」「年会費初年度無料」「家族カード1名まで年会費無料」「ポイント還元率:0.5%」「Amazonでポイント還元率:1.5%」「セブンイレブンでポイント還元率:1.5%」「スターバックスでポイント還元率:5.0%」「JCB STAR MEMBERSで条件クリアで翌年のポイント還元率が最大60%UP」「グルメ優待サービスでコース料金20%OFF」「ゴールドカード専用デスク」「海外空港ラウンジが32ドルで使える」「海外旅行傷害保険最高1憶円(自動付帯5,000万円)」「海外航空機遅延保険付帯」「国内旅行傷害保険最高5,000万円」「ショッピング保険最高500万円」「Apple Pay、Google Pay対応」「JCBゴールド ザ・プレミアJCB ザ・クラスへのインビテーションの可能性がある」などが挙げられます。

JCBゴールドは、年会費11,000円のゴールドカードですが、特徴としては、コース料金が20%OFFになるグルメ優待サービスと、ゴールドカードの中では自動付帯で海外旅行傷害保険最高1憶円(自動付帯5,000万円)、国内旅行傷害保険最高5,000万円、海外航空機遅延保険付帯、ショッピング保険最高500万円という保険の充実が挙げられます。自動付帯で比較的高額な保険を付帯できるカードとして、おすすめできます。

また、利用実績が積みあがれば、ゴールドカードの上位カードである「JCBゴールド ザ・プレミア」、ブラックカード相当の「JCB ザ・クラス」のインビテーション(招待)を受けられる可能性があり、よりハイスペックなクレジットカードを持ちたい方の入門編として入る方が多いゴールドカードとなっています。

デメリットは「年会費11,000円に見合う価値をどこで見出すか?」という点です。保険というのは、いざという時に使うものですので、保険が手厚くても、利用中にメリットを感じることはほぼないため、使っていて一般カードと比較して、年会費11,000円の価値はあるのだろうか?という疑問が出てくる可能性があります。

JCBゴールド ザ・プレミア、JCB ザ・クラスなどの上位カードを持ちたい方、比較的安い年会費で自動付帯で高額な旅行傷害保険を利用したい方におすすめできるゴールドカードです。

メリット
  • JCBのプロパーゴールドカード
  • 年会費初年度無料
  • 家族カード1名まで年会費無料
  • Amazonでポイント還元率:1.5%
  • セブンイレブンでポイント還元率:1.5%
  • スターバックスでポイント還元率:5.0%
  • JCB STAR MEMBERSで条件クリアで翌年のポイント還元率が最大60%UP
  • グルメ優待サービスでコース料金20%OFF
  • ゴールドカード専用デスク
  • 海外空港ラウンジが32ドルで使える
  • 海外旅行傷害保険最高1億円(自動付帯5,000万円)
  • 海外航空機遅延保険付帯
  • 国内旅行傷害保険最高5,000万円
  • ショッピング保険最高500万円
  • Apple Pay、Google Pay対応
  • JCBゴールド ザ・プレミア、JCB ザ・クラスへのインビテーションの可能性がある

デメリット
  • JCBブランドなので海外で使えないお店がある
  • 年会費が高い
  • 審査が厳しい
  • 基本のポイント還元率が低い

クレジットカードレビュー評価

年会費の安さ
(2.5)

ポイントのお得さ
(3.0)

発行スピード
(3.0)

審査の通りやすさ
(3.0)

限度額の高さ
(4.0)

サポート対応
(3.0)

ステイタス性
(3.5)

保険の手厚さ
(4.0)

海外利用・ホテル優待
(2.5)

レストラン優待
(2.5)

総合評価
(3.0)

JCBゴールド基本情報

  • カード会社 :ジェーシービー
  • カード分類:ゴールドカード
  • 国際ブランド:JCB
  • 入会条件:20歳以上
    本人に安定した継続的な収入のある方
  • 発行スピード:即日発行
    通常1~4週間
    平日14時までに申し込み、オンライン口座を設定で最短翌日
    ※モバイル即時入会サービスはJCB公式サイト経由のみ対象

JCBゴールド年会費

  • 年会費:11,000円(11,000円)
  • 年会費備考:-
追加カード年会費
  • 家族カード年会費:1,100円(永年無料)
  • 家族カード年会費備考:※発行手数料0円
  • ETCカード年会費:0円(永年無料)
  • ETCカード年会費備考:※発行手数料0円

JCBゴールドポイント

ポイント
  • ポイント還元率 :0.50% ~ 5.00%
  • ポイント有効期限:~36ヶ月
  • ポイントモール:Oki Doki ランド(JCBのポイントモール。Oki Doki ランドを経由するとポイントが最大20倍貯まります。)
  • ポイント特約店:セブン‐イレブン(3倍)、高島屋(3倍)、小田急百貨店(3倍)、出光興産系列SS(2倍)、和民(3倍)、スターバックスコーヒー(10倍)、AOKI(5倍)、ビックカメラ(2倍)
  • ポイントアップステージ:-
  • 利用ボーナス:-
  • ポイント備考:■JCB STAR MEMBERS  ※毎年特典変更
マイル(マイレージ)
  • マイルへの交換率:ANAマイル(1ポイント=3マイル、500ポイント以上1ポイント単位、交換上限なし)
    JALマイル(1ポイント=3マイル、500ポイント以上1ポイント単位、交換上限15,000ポイント)
    スカイマイル(1ポイント=3マイル、500ポイント以上1ポイント単位、交換上限なし)
  • マイル還元率 ANAマイル:-
  • マイル還元率 JALマイル:-
  • マイル還元率 スカイマイル:-

JCBゴールド電子マネー・スマホ決済

  • 電子マネー機能:QUICPay
  • 電子マネーチャージ:QUICPay利用、楽天Edy
  • 電子マネーチャージでポイント対象:QUICPay利用(1,000円で1ポイント)
  • スマホ決済:Apple Pay、Google Pay

JCBゴールド限度額・支払方法

  • ショッピング限度額 :- ~ –
  • キャッシング限度額:-
  • 支払方法:国内:-

    海外:-
  • 締め日・支払日:JCB公式サイトでご確認ください

JCBゴールド保険

ショッピング保険
  • 国内(最高額):500万円
  • 海外(最高額):500万円
海外旅行傷害保険
  • 死亡・後遺障害:10,000万円(自動付帯:5,000万円)、家族特約1,000万円
  • 海外航空機遅延保険:10万円(乗継遅延費用2万円、出航遅延費用等2万円、寄託手荷物遅延費用2万円、寄託手荷物紛失費用4万円)
  • 家族特約:家族特約
  • 付帯条件:自動付帯
国内旅行傷害保険
  • 死亡・後遺障害:最高50万円
  • 入院日額:最高50万円
  • 国内航空機遅延保険:最高200万円
  • 付帯条件:利用付帯

JCBゴールド口コミ評判

JCBゴールド良い口コミ評判

JCBゴールド良い口コミ評判まとめ

  • JCBゴールドザプレミアムへのインビテーション(招待)がある
  • タクシーチケットを持てる
  • コールセンターがすぐにつながる
  • 旅行傷害保険が自動付帯
  • デザインが良い

JCBゴールド悪い口コミ評判

JCBゴールド悪い口コミ評判まとめ

  • 使えないお店がある
  • サービスが悪い
  • 年会費が高い
  • 審査が厳しい

JCBゴールドメリット

1.JCBのプロパーゴールドカード

JCBゴールドは

  • JCBのプロパーゴールドカード

です。

クレジットカードをどんな会社が発行しているかで大きく分けると

  • プロパーカード:国際ブランド(決済システム)を運営している会社が自社発行するクレジットカードのこと。戦略上重要なパートナーと位置付けている会社が発行するクレジットカードを指すケースもある。
  • 提携カード:国際ブランドを運営している会社が外部の企業(例:商業施設、航空会社など)と提携して発行するクレジットカードのこと。

の2つに分類されます。

JCBゴールドは、運営会社である株式会社ジェーシービーが単独で発行しているプロパーカードです。

そして、個々のクレジットカードによっても細かい違いはありますが、一般的にはプロパーカードのほうが、提携カードより審査難易度が高くなっています。

提携カードの場合「外部の企業の商品・サービスの拡販につなげる」という目的があるため、経営上問題がない程度に審査のハードルを下げて会員を増やしたほうが、メリットがあるためです。

裏を返せば、プロパーカードは「将来、自社にとっての優良顧客になる可能性があるか」を重視して審査が行われるため、審査難易度が提携カードと比べると高いといわれています。

「社会的信用の証」としてクレジットカードを持ちたい、という人に適しているクレジットカードです。

2.年会費初年度無料

JCBゴールドは

  • 年会費初年度無料

のクレジットカードです。

JCBゴールドの年会費の体系は、以下のようになっています。

  • 初年度:無料(オンライン入会の場合のみ)
  • 次年度以降:11,000円(税込)

次年度以降は11,000円(税込)がかかりますが、初年度はオンライン入会をすることで無料になります。

次年度以降も、ポイント還元のルールを熟知し、上手に活用すれば決して回収できない金額ではないため、前向きに検討する価値があるでしょう。

3.家族カード1名まで年会費無料

JCBゴールドは

  • 家族カード1名まで年会費無料

のクレジットカードです。

JCBゴールドの家族カードの年会費に関するルールは、以下のようになっています。

  • 1名まで無料
  • 2人目以降は1名につき1,100円(税込)
  • 本会員の年会費が無料の間は、家族会員の年会費も無料

1名まで無料であれば「夫(妻)が本会員になり、妻(夫)が家族会員になって生活費の支払い用クレジットカードとして使う」ことは十分可能です。

特に、将来的に上位カードである「JCBゴールド ザ・プレミア」や「JCB ザ・クラス」への招待を受けたい場合は、このあたりも意識して使いましょう。

4.Amazonでポイント還元率:1.5%

JCBゴールドは

  • Amazonでポイント還元率:1.5%

のクレジットカードです。

JCBゴールドを含め、JCBのプロパーカードの会員であれば「JCBオリジナルシリーズパートナー」に指定されている店舗を使うと、ポイント還元率がさらに高まります。

要はいわゆる特約店のことですが、大手オンラインショッピングサイトのAmazonも指定されているのです。

JCBゴールドの場合、Amazonでの買い物の際に決済に使うと、ポイント還元率が1.5%にアップします。

つまり、本来であれば利用額1,000円につき1ポイント(OkiDokiポイント)のところ、3ポイント(1ポイント = 5円相当として計算)付与されるのです。

ただし、公式Webページから事前に「ポイントアップ登録」を済ませる必要があります。

「ポイントアップ登録」は決して難しい手続きではないため、一度済ませておけばAmazonでの買い物がかなりお得になります。

「通販はAmazon派」という人なら、決して損はしないクレジットカードでしょう。

5.セブンイレブンでポイント還元率:1.5%

JCBゴールドは

  • セブンイレブンでポイント還元率:1.5%

のクレジットカードです。

先ほど紹介したAmazonと同様、セブンイレブンも「JCBオリジナルシリーズパートナー」に指定されています。

そのため、利用額1,000円につき3ポイントの還元が受けられる仕組みです。

なお、セブンイレブンの場合は、Amazonの時と違い事前登録を済ませる必要はありません。

実際に店舗に行き、JCBゴールドで支払いを済ませれば終わりです。

自宅や勤務先の近所にあるコンビニがセブンイレブン、という人は、買い物をする際はJCBゴールドで支払いをしましょう。

6.スターバックスでポイント還元率:5.0%

JCBゴールドは

  • スターバックスでポイント還元率:5.0%

のクレジットカードです。

注意したいのは「ただ、スターバックスに行って飲み物を買い、JCBゴールドで支払う」だけでは、ポイント還元率がアップしないことでしょう。

事前に公式Webサイトから「ポイントアップ登録」の手続きを済ませた上で

  • スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージで、1回で1,000円(税込)以上入金
  • Starbucks eGiftの購入

のいずれかを済ませれば、決済額1,000円につき10ポイント(1ポイント = 5円相当として計算)還元される仕組みです。

「自分へのご褒美はスターバックスで飲み物を買うこと」と決めている人なら、賢く使ってポイントをたくさん受取りましょう。

7.JCB STAR MEMBERSで条件クリアで翌年のポイント還元率が最大60%UP

JCBゴールドは

  • JCB STAR MEMBERSで条件クリアで翌年のポイント還元率が最大60%UP

するクレジットカードです。

JCBのプロパーカードには、利用額に応じた優待プログラム「JCB STAR MEMBERS」が設けられています。

簡単に言うと、利用額が多ければ多いほど

  • ポイント還元率がアップする
  • キャンペーンの抽選口数が増える

プログラムです。

以下の表からもわかるように、集計期間中の利用合計金額が300万円以上であれば、翌年1年間のポイント還元率が60%アップします。

「ポイント還元率を上げたいから」といって必要がないものまで買うのはおすすめしませんが、できる限り支払いをまとめるなど工夫をすれば、ポイント還元率を上手にアップさせられるはずです。

8.グルメ優待サービスでコース料金20%OFF

JCBゴールドは

  • グルメ優待サービスでコース料金20%OFF

になるクレジットカードです。

JCBゴールドの会員(本会員、家族会員)であれば

  • 事前予約
  • 専用クーポンの提示
  • JCBゴールドの支払い

のいずれかをすると飲食代金またはコース代金が20%OFFとなるサービスが利用できます。

全てのレストランを網羅しているわけではありませんが、お祝い事などの特別な食事に使えるレストランも優待店に含まれています。

9.ゴールドカード専用デスク

JCBゴールドは

  • ゴールドカード専用デスク

が使えるクレジットカードです。

クレジットカードを使っていて、問い合わせ窓口に電話をかけてもつながらないことにイライラした経験がある人は決して少なくないでしょう。

しかし、JCBゴールドでは専用デスクを設けているため、電話も比較的繋がりやすくなっています。

「正直、電話口で待たされるのが苦手」という人にとっては、かなり助かるサービスでしょう。

10.海外空港ラウンジが32ドルで使える

JCBゴールドは

  • 海外空港ラウンジが32ドルで使える

クレジットカードです。

JCBゴールドには、世界各国の空港ラウンジ共通利用サービス「ラウンジ・キー」の会員機能が付帯しています。

つまり、対象となる空港ラウンジを利用する際は、1回につき32ドル払えば利用できる仕組みです。

なお、対象となるラウンジは「ラウンジ・キー」の公式Webページから調べられます。

例えば、モスクワ(シェレメチェボ空港)の場合、日本からの飛行機が発着するのはターミナルDですが、このようなラウンジが使えます。

実際に利用する際は「営業時間」「アクセス」「何をしたら追加料金がかかるか」などの条件を調べておきましょう。

なお、国内線を利用する場合も、提携しているラウンジを利用することができます。

この場合「提携カード会社が発行するゴールドカードの会員」という扱いになるため、追加での料金はかかりません。

11.海外旅行傷害保険最高1億円(自動付帯5,000万円)

JCBゴールドは

  • 海外旅行傷害保険最高1億円(自動付帯5,000万円)

のクレジットカードです。

つまり、JCBゴールドの会員である人が、旅行や出張で海外に行き、万が一のことが起きてしまった場合は

  • JCBゴールドで航空券やパッケージツアーの支払いをしていた場合は最高で1億円
  • JCBゴールドで航空券やパッケージツアーの支払いをしていない場合でも最高で5,000万円

の死亡保険金が受け取れるという意味です。

より具体的な補償内容は、以下の表も参考にしましょう。

「万が一のことが起きた場合、家族にある程度まとまったお金を遺しておきたい」という人にとっても、十分な補償が受けられるのがメリットです。

12.海外航空機遅延保険付帯

JCBゴールドは

  • 海外航空機遅延保険付帯

のクレジットカードです。

日本からの直行便が就航していない都市に行く場合、一度経由地に飛び、そこで飛行機を待つことになります。

しかし、実際は

  • 経由地までの飛行機が遅れ、乗継便を逃してしまった
  • 経由地までは定時に着いたものの、乗継便が欠航した

などの理由で、足止めを食らってしまうことだってあるはずです。その場合、空港で時間をつぶすしかないでしょう。

また、確率こそ低いものの、自分や家族が預けた荷物が

  • 紛失・盗難に遭った
  • 自分が乗るのと違う飛行機に乗せられた
  • 「スーツケースの車輪が外れる」など、破損した

などのトラブルに見舞われることだってもちろんあります。このような場合も「当座の数日間をしのぐこと」が大事になるはずです。

JCBゴールドには、以下の内容の海外航空機遅延保険が付帯しています。

「飛行機が遅れて足止め」「荷物が出てこない」などのトラブルにも、十分対応することが可能な補償内容です。

13.国内旅行傷害保険最高5,000万円

JCBゴールドは

  • 国内旅行傷害保険最高5,000万円

のクレジットカードです。

つまり、出張や旅行で国内の移動をした場合であっても、万が一のことが起きてしまった場合、最高で5,000万円まで補償が受けられます。

また、国内航空機遅延保険も付帯されているため「大雪で飛行機が飛ばない」「日本に戻ってきたけど、地元に戻るための飛行機に乗り遅れた」などのトラブルに備えることが可能です。

詳しい補償内容は、以下の表を参考にしましょう。

「保険が役に立たない」のが最も望ましい状況ではあるものの、トラブルへの備えができるという安心感が得られるのは大きなメリットでしょう。

14.ショッピング保険最高500万円

JCBゴールドは

  • ショッピング保険最高500万円

のクレジットカードです。

つまり、JCBゴールドで購入した商品が、購入日から90日以内に破損・盗難に遭った場合は最高500万円まで補償が受けられます。

1回の事故につき3,000円の自己負担額が発生しますが、「売上票(お客様控え)」があれば補償が受けられるのは心強いです。

15.Apple Pay、Google Pay対応

JCBゴールドは

  • Apple Pay、Google Pay対応

のクレジットカードです。

つまり、Apple Pay、Google Payにカード情報を取り込み、支払いに利用できます。

コンビニやスーパーなど、日常の買い物をする場所でも、Apple Pay、Google Payが使える場所は多くなってきました。

そのため、予めJCBゴールドとApple Pay、Google Payを連動させておけば、ちょっとした買い物程度ならスマホ1つで出かけられます。

身軽な上に、カード本体を持ち歩かなくて良いため、防犯上のメリットもあるのです。

16.JCBゴールド ザ・プレミア、JCB ザ・クラスへのインビテーションの可能性がある

JCBゴールドは

  • JCBゴールド ザ・プレミア、JCB ザ・クラスへのインビテーションの可能性がある

クレジットカードです。

JCBでは、上位会員向けのクレジットカードとして

  • JCBゴールド ザ・プレミア(プラチナカードに相当)
  • JCB ザ・クラス(ブラックカードに相当)

を発行しています。

しかし、これらはすべてインビテーション制(招待制)であるため、自分からは申し込めません。

そして、運営会社である株式会社ジェーシービーは、JCBゴールドの会員のうち、所定の条件を満たした人に対してのみ、JCBゴールド ザ・プレミアへの招待状を送っています。

さらに、JCBゴールド ザ・プレミアで一定の利用実績を積み重ねた人に対してのみ、JCB ザ・クラスの招待を行うという仕組みを取っているのです。

いわば「上位カードへの登竜門」的な扱いをされているクレジットカードでしょう。

JCBゴールドデメリット

1.JCBブランドなので海外で使えないお店がある

JCBゴールドのデメリットとして

  • JCBブランドなので海外で使えないお店がある

ことが挙げられます。

JCBゴールドに限らず、国際ブランドとしてJCBが付帯しているクレジットカード全体のデメリットが「加盟店が少ない」ことです。

やはり、業界における2強のVisa、MasterCardと比べると、加盟店の数や年間取引高においてはかなり劣っているでしょう。

日本国内でも最近はクレジットカードが使える店舗が増えてきましたが、それでも「使えるのはVisaとMasterCardだけ」というのは珍しくありません。

また、海外においても

  • 日本人の観光客や駐在員、留学生が多い
  • 政治的な理由でVisa、MasterCardをあまり普及させたくない(例:ロシア等のCIS諸国)

地域でもない限りは、JCBが使えないのが当たり前と思っていたほうが良いかもしれません。

海外では割り切って、VisaやMasterCardが付帯したクレジットカードをメインに使うつもりでいたほうが良いでしょう。

2.年会費が高い

JCBゴールドのデメリットとして

  • 年会費が高い

ことが挙げられます。

年会費は11,000円(税込)なので、社会人であれば普通に払える金額です。

しかし、年会費無料のクレジットカードに慣れてしまった人からすれば「何だか、高くない?」という違和感を覚える金額かもしれません。

「ポイント還元率が高い場所での支払いに使う」「特典を調べてとことん活用する」などの工夫をしないと「ただ、年会費が高いだけのカード」に思えてしまうでしょう。

3.審査が厳しい

JCBゴールドのデメリットとして

  • 審査が厳しい

ことが挙げられます。

JCBゴールドは、いわゆるプロパーカードです。

プロパーカードを発行する場合、継続安定して収益をあげていくためには

  • 毎月相応の額を利用してくれる
  • 延滞・滞納などのトラブルを起こすリスクが低い

人を会員として迎えること必要になります。会員から受け取る年会費や決済手数料が大事な収益の柱になるためです。

そのため、当然審査も厳しくなります。

具体的な審査基準が開示されていないため断言はできませんが「転職してから1年以内」「過去5年以内に短期間であっても延滞・滞納がある」場合は、審査に通らないケースもあるので気を付けてください。

4.基本のポイント還元率が低い

JCBゴールドのデメリットとして

  • 基本のポイント還元率が低い

ことが挙げられます。

JCBゴールドも含め、JCBのプロパーカードには、JCBオリジナルシリーズパートナー(いわゆる特約店のこと)で使用した場合のポイント還元率が非常に高いという特徴があります。

しかし、そうでない店舗で使った場合は、利用額1,000円ごとに1ポイントしか還元されません。

ポイントを何に交換するかによっても還元率は異なりますが、おおむね0.4% ~ 0.6%程度なので、決して高いとは言えないでしょう。

クレジットカード選びにおいて、ポイント還元率の高さを重視する人にとっては、この数字が引っ掛かるかもしれません。

JCBゴールド申込手順

1.JCBゴールドのサイトに行く

JCBゴールドのサイトはこちら

2.規約・規定類・重要事項等を確認する

JCBゴールドのサイトに行き「JCBゴールドを申し込む」をクリックすると、申し込み画面に遷移します。

最初に、規約・規定類・重要事項等が表示されるので確認しましょう。同意できる場合のみ、各種情報の入力に進みます。

3.必要情報を入力する

画面が切り替わったら、必要情報を入力しましょう。

  • 名前
  • 名前のフリガナ
  • ローマ字名
  • 生年月日
  • 職業
  • 本人年収
  • Eメールアドレス(確認用再入力あり)
  • カード利用代金支払い口座の情報(金融機関名、支店・出張所名、口座番号)

等の必要事項を入力します。

4.申し込み内容の確認および銀行口座の設定を行う

必要情報の入力が終わったら、確認画面に移ります。

なお、この後、カード利用代金支払い用に設定した銀行口座の認証も行いますので

  • 口座番号
  • インターネットバンキングのログイン情報(ID、パスワードなど)

がわかるものを用意しておきましょう。

5.審査

JCBが審査を行います。

6.カード発行

審査に通過すれば、カードが発行されます。最短で3営業日で発行されますが、通常は1~4週間かかるようです。

JCBの公式Webサイトから審査状況の確認ができるので、あまりに遅い(かつ、審査落ちの連絡すらない)場合は、まずはWebサイトから確認し、必要に応じてコールセンターに連絡しましょう。

JCBゴールドよくある質問

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